[舞台鑑賞]演劇集団キャラメルボックス「クロノス」

2015.03.27 Friday

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    「吹原、お前は大バカ野郎だ!」

    これは、劇中、吹原の上司であり、タイムマシクロノスの研究者である野方浩市のセリフです。

    でも、そんな大バカで一途な思いが、周りの人々を動かし、時の神・クロノスすらも圧倒していきます。

    キャラメルボックス30週年を飾った「クロノス」は、愛する人の幸せのため、人生を賭けて何度も過去へ飛ぶ、大バカで愚直なひとりの男の物語です。

    「クロノス」あらすじ


    物質を過去へ運ぶ機械・クロノス・ジョウンター。
    時空間を圧縮して過去へ飛ばすこの機械は、一度過去へ飛ばされると、反作用によって遠く未来へはじきとばされてしまう。それも、回数を経るごとに遠くの未来へ。

    吹原和彦は、高校時代から想いを寄せていた、蕗久美子と再会し、かつての思いを募らせるものの、彼女は不慮の事故で帰らぬ人に。久美子をなんとか助けたい吹原は、周りの反対を押し切ってクロノスを動かし、事故の前の時間に飛ぶが、邪魔が入って助けることができなかった。

    それでも、彼は何度も過去に向かう。愛する人を救うために。

    ネタバレ感想


    今回、9年ぶりの再演となったわけですが、私の大好きな名コンビ、畑中智行さんと、実川さんが共演ときき、もう、始まる前からちょっとほろりとし、始まりのダンスで涙、畑中さん演じる吹原の純粋で不器用な思いが伝わってきてまた涙、ラストシーンはもう号泣でした。

    久美子も、吹原必死の思いに打たれて「あなたが戻ってくるまで、待っています」と伝えます。急激な時間の流れの中の、ほんのひと時の愛。でもそれだけで吹原は満足なんでしょうね。きっと。

    吹原は劇中、久美子に幸せになってほしいと願いますが、でも、久美子が幸せになる世界には、吹原さん、あなたがいなくちゃダメなのですよ…゜・(*ノД`*)・゜・

    私は、物語の後、クロノスが根負けして、吹原を戻してくれるのではないかと、密かに願っています。


    隣のシアターカフェでは、劇団のマスコット「みき丸」のパンが販売され、「クロノス」コースターがもらえます♪
    キャラメルボックス公認キャラ「みき丸」のパン


    せっかくなので、物語の重要なアイテムであるカエルのブローチを、帯留め風にして劇場へ。
    キャラメルボックスの売店のスタッフさんに気づいてもらえて、うれしかったなー(*´∀`*)

    クロノスジョウンターの重要アイテムカエルのブローチ

    原作は梶尾真治さんの「クロノスジョウンターの伝説」。2019年声優の下野紘さん主演で映画化。

    クロノス・ジョウンターの伝説 (徳間文庫)

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