市川雷蔵の色気 [映画]弁天小僧

2015.05.30 Saturday

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    市川雷蔵主演の映画「弁天小僧」鑑賞。
    監督・伊藤大輔、撮影・宮川一夫と、名匠ぞろいの布陣で描いた「弁天小僧」は、市川雷蔵の色気が、画面のすみずみまで行き渡り、まったく目が離せない。

    公開当初(昭和33年)に観た娘さんたちは、さぞや雷蔵様に心を奪われたことだろうな…。

    「弁天小僧」あらすじ


    父の病気のため、武家奉公に上がったお半という娘が、その家の隠居に見初められるものの、妾を拒んで押し込めに。噂を聞きつけた悪旗本の鯉沼伊織は、そのネタを元にその武家を強請ろうと試みるが、そこにはすでに、弁天小僧菊之助が、輪王寺宮の使者を装い、金と娘をせしめていた。

    弁天小僧は、当初お半を手篭めにしようとしたが、娘の純な心に打たれ、金を持たせて返してやる。やがて、旗本、町方の遠山金四郎、双方から追われることになった弁天小僧一味は、最後に江戸で一世一代の犯罪を計画するが…

    映画全盛期はたいてい二本立てなので上映時間は1時間半ほど。それでも、見せ場は盛りだくさん。

    粋で色気たっぷりで、どこか影のある市川雷蔵の弁天小僧は本当にかっこいい。遠山の金さん役の勝新太郎のカツライスコンビの共演もいいなあ。

    古き良き時代劇の華やかさと、滅びの美学を合わせ持つ名作。宮川一夫巨匠のカメラワークがまた、かっこいいんだ。


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