日本の茶道、中国の茶芸 [映画] 闘茶 Tea Fight

2015.06.21 Sunday

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    日本、台湾合作の茶映画「闘茶~Tea Fight」鑑賞。映画の冒頭、物語の鍵となる故事がアニメーションで描かれるのですが、水墨画を貴重としたアニメがすごくかっこいい。

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    「闘茶」あらすじ


    はるか昔。日本の茶人・八木宗右衛門の行動が元で、雄黒金茶と雌黒金茶の一族が争い、雌黒金茶は失われ、八木家の末裔は茶に深くかかわると不幸が起こる「黒金茶の呪い」がかけられた。

    時は移り、現代。八木家の末裔で茶屋の娘・美紀子は、母の死をきっかけに茶を断った父親を立ち直らせるため、お茶の勉強を始める。やがて「黒金茶の呪い」の源が黒金茶にあり、さらに、失われた雌黒金茶が家に伝わっていたと知り、美紀子はメル友のパオを頼って単身・台湾へ。

    しかしそれは闇の茶商ヤンが、パオを使って美紀子をおびき寄せたのだった。

    一方、謎の美女・ルーファは、美紀子を追って来た父親に近づく。彼女はヤンとも因縁があるらしく…。


    極められた茶の技


    「闘茶」とは、香りや、色、味などを総合的に競うもので、日本では、茶道の台頭で廃れた文化なのだとか。お茶に特化した物語っていうのが面白かったです。

    中国茶と日本茶、双方の茶文化を「闘茶」という、一種のバトルで表現しているのですが、その中に親子の絆があったりとか、茶の運命に翻弄される恋人たちの物語がからんできます。クライマックス、中国茶と茶道、それぞれの作法が美しく、まるで舞を待っているかのようで美しい。

    極限まで磨かれた技というは、もはや、芸術の粋なのかもしれない。

    日本と台湾、双方の役者さんが演じているのですが、日本側は戸田恵梨香、香川照之という豪華キャスト。台湾側もヴィック・チョウさん、チャン・チュンニンさんは美男美女。その中でほんこんさんがいい味を出しています。

    やっぱり台湾の、日本文化への理解度はすごい。日本の茶文化や茶道について、日本人が見ても違和感のない映像になっています。多分、他の国ではこうはいかないでしょうね。



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