テリー・ギリアム風、ほらふき男爵 [映画]バロン

2015.08.11 Tuesday

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    未来世紀ブラジル」や「モンティ・パイソン」を制作した異色の監督テリー・ギリアムが、ほらふき男爵をモチーフにした奇想天外な物語。テリー・ギリアムの独特の映像美が美しく、ブラックユーモアも効いていて、楽しい映画でした。

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    「バロン」あらすじ


    トルコから攻撃を受けているドイツのとある街。その街の劇場では「ほらふき男爵」が上演されていた。しかし、いきなり舞台に上がりしゃべりだす謎の老人が現れる。彼こそ本物の「ほらふき男爵」ミュンヒハウゼン男爵その人だった。

    男爵はトルコ軍の攻撃は、過去に皇帝と因縁のある自分を狙ったものだといい、街を救うため、手作りの気球(ご婦人方の下着でつくった)で昔の仲間を集める旅にでる。気球に隠れていた座長の娘サリーとともに。最初に訪れた月の世界では、首と胴が別々に動く月の王に捕らえられるものの、王妃の機転で逃げ出し、俊足の部下


    CGなんてなくていい


    とにかくも、美術がかっこいい。舞台の書割のような月の世界(メリエスの「ジョルジュ・メリエスの月世界旅行」のよう)、手作りの気球、テリー・ギリアムの独特の感性が見事に活かされたデザインは観ていてワクワクします。

    今の時代ならCGが当たり前だけれど、CGではこの「質感」はきっと出せない。もっとも、そうしたセットにお金をかけすぎてしまった…という噂も。


    ブラックテイストなお伽話


    テリー・ギリアムがただのお伽話をつくるわけがない、と思っていたら、案の定、トルコの皇帝も男爵も平気で首をぽんぽん跳ねちゃうような、ブラックな描写も。

    パンズ・ラビリンス」ほどダークじゃないけれど、そこここにブラックユーモアが散りばめられておりました。けど、それがいいのよねえ。(・∀・)



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