「誰かが足りない」 宮下 奈都

2015.11.09 Monday

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    宮下さんの「誰かが足りない (双葉文庫)」読了。レストランと食べ物の話かとおもいきや、レストランに予約を入れるまでの、様々な人々のオムニバスになっています。

    古くからの老舗で、人気のレストラン・ハライ。予約も困難なこの店に、どんなに人々が、どんな思いで食事にこようとしているのか…。

    誰かが足りない (双葉文庫)
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    就職活動に破れ、彼女にも去られた青年、認知症のため、愛する夫との思い出を忘れてしまう老婦人、母の死が原因でひきこもり、ビデオカメラを通じてしか人と話せない青年…。

    彼らに共通するのは「孤独感」でしょうか。状況はさまざまですが、彼らはみな、人との関わりに対して孤独感と閉塞感を感じているように感じました。たった一人でいても、心配する家族がいたとしても。

    けれど、彼らは、その状況からあと一歩、踏み出すきっかけとしてレストラン「ハライ」を訪れるのです。
    願わくば、一杯のスープやオムレツが、彼らの晩餐を彩り、明日への一歩を踏み出すことができますように。

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