[舞台感想]なるべくネタバレ無し 劇団OOPARTS vol.3「HAUNTED HOUSE」

2016.02.23 Tuesday

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    水曜どうでしょうのミスターこと、鈴井貴之さんが立ち上げた劇団OOPARTS。3回めの公演となる『HAUNTED HOUSE』をみてきました。

    前回の『SHIP IN A BOTTLE』は、かなり暗い話だったので(笑いどころはたくさんありましたが)、お化け屋敷だから、ホラーなのか…?と気構えて会場に入ったら、始まる前からものすごいサプライズが!Σ(´゚д゚`) これには、ほんと、驚きました。

    まさに、遊園地のお化け屋敷状態ww そんな興奮の残る中で舞台が始まる。この導入、かっこよかったな。知らぬ間に引きこまれていきました。



    「HAUNTED HOUSE」あらすじ


    さびれたお化け屋敷でドラキュラ、落ち武者、お岩さん、ゾンビにキョンシー、ろくろっ首が今日も客を脅かそうとするものの、すっかり飽きられ、客足が遠のいている。社長(フランケン役)は、なんとか存続を図ろうとするものの、成果はでず、社員のドラさんとお岩さんは、やる気のないバイトのゾンビ、キョンシーともめていてまとまらない。

    そんな時、ある少女が「ここで働かせてください。」とやってくる。根負けした社長はその少女を雇うことにすると、彼女の活躍でおばけたちも結束し、新しいアイデアでお化け屋敷をオープンすることになるのだが…。

    個性的なキャスティング


    今回も、藤やんが大活躍でした。また穴に落ちてるしww 物語でも、平家の落武者として、結構重要な役どころでした。勾玉をオカリナに見立てて吹くシーンでは、水曜どうでしょうのオープニング曲を披露してましたww

    引っ込み思案の(でもいろいろある)ろくろっ首は上地春奈さん。「ドラマ新解釈日本史」でムロツヨシさん、シソンヌたちと面白いドラマつくってた女優さん。今回も笑わせてもらいました。

    いつも元気な森崎リーダー。みんなのまとめ役の社長兼フランケン。フランケンのせいで、大きなお顔がさらに大きくww。恐妻家のドラキュラ(ドラさん)役の鈴井さん。髪切ってオバマみたい、と言われていましたが、どっちかというとタコ八郎みたいだった…。

    キャラメルボックスからは多田直人さん。キャラメルボックスから離れてどうしているのかとおもいきや、すごく楽しそうに演じていて、キャラメルファンとして嬉しかった。そういえば彼も北海道出身ですね。

    面白い、とにかく笑える舞台なのですが、そこはミスター、笑える中にも人間の恨みだったり、悲しみだったりを、笑いの中にうまく落とし込んでいて、それがお饅頭の塩みたいに、全体を引き締めているのです。

    劇団オーパーツ・HAUNTED HOUSE



    SHIP IN A BOTTLE感想

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