街の映画館の記憶。[映画]ニュー・シネマ・パラダイス

2016.04.21 Thursday

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    名作「ニュー・シネマ・パラダイス」鑑賞。映画館、特に生まれ育った街の、映画館の記憶を持つ人は幸せだ。そこには映画だけでなく、様々な人間模様と、思い出がつまっているから。

    私も、街の映画館の思い出を持っています。昔はどんな小さな町にもひとつは映画館があって、私の子供の頃にはまだ、かろうじてそうした映画館が(虫の息でしたが)生き残っていました。

    昔は、街の映画館に来る人は、すべて近所のひとたちで、友達と遊ぶにも、デートにも映画館に行きさえすれば楽しい空間が広がっていたのです。この映画の主人公は「街の映画館の思い出」を、最も色濃く受け継ぐ人なのかもしれません。

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    ニュー・シネマ・パラダイス あらすじ


    高名な映画監督が故郷から連絡をウケる。街の映画館「ニュー・シネマ・パラダイス」の映写技師、アルフレードが死んだという知らせだった。彼は昔を回想する。映画館がなにより大好きだった頃へ…。

    主人公トトは映画が大好きで、母に怒られても、映写技師のアルフレードに怒鳴られても、映画館に通う少年。アルフレードも、最初は嫌がるものの、トトに助けられたことで彼を映写室に迎え入れることに。

    ふたりは良い相棒になったものの、ある日、映画館が火事になり、巻き込まれたアルフレードは盲目に。成長したトトは映写技師として働き始め、一人の少女と出会い…。


    映画館と人生


    少年の成長と恋が、映画を通して語られていきます。映画が大好きで、空想好きな少年が、成長して恋に落ちる。
    少年の成長にともない、映画のフィルムもモノクロからカラーへ。恋をする少年の心を表すように明るい色彩が画面に広がります。

    主人公だけでなく、映画館に通う人々の人生も語られ、映画館で別々の席にいた男女が恋に落ち、次のシーンでは隣の席に座り、やがて結婚して子どもが生まれて、子どもとともに映画館へ。映画館には、様々な人の人生がつまっていた、それが場面の端々に描かれているのがよかったなあ。




    音楽がまた、素晴らしいんだよねえ…

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    日本にも昔「街の映画館」がたくさんありました。懐かしさをさそう風景です。

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