[映画]アルゴ

2017.08.28 Monday

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    さすがアカデミー賞受賞作。面白くて一気に見れました。飽きっぽい私が2時間画面に集中できた。

    「アルゴ」あらすじ


    1979年から80年にかけて起こったイラク革命。アメリカが圧政を敷いたイランの王をかくまったため、学生たちがアメリカ大使館を占拠。からくも逃げ延びた6人はカナダ大使邸へ保護される。

    CIA人質救出のプロ、トニー・メンデスは偶然子供と見たSF映画から、架空の映画スタッフとして大使館員を出国させるアイデアを思いつく。旧知の特殊メイクアーティスト、ジョン・チェンバースとプロデューサー、レスターに協力を仰ぎ、制作会社を立ち上げ、脚本を買い取り、制作発表をマスコミに取材させるなど大々的なプロモーションを行う。

    イランを舞台にした映画「アルゴ」のロケハンスタッフとして準備を整えたトニーは、カナダ大使邸へ向かう。果たして無事、彼らを救出することができるのか…

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    アメリカ人の好きなものをぎゅっと詰め込んだ作品


    悪い敵に立ち向かう姿、手に汗握るスリリングな展開、上の命令を無視しても目の前の人間を助けようとするヒーロー、父と子の絆。アメリカ人の好きなものをこれでもか、と詰め込んだ作品だなあ。

    だからといってつまらないわけではなく、歴史的に結末がわかっているのに、それでも手に汗握る脱出劇は文句なしに面白かった。特に空港でのやりとりは、文字通り手に汗握る。
    一旦は作戦中止を言い渡されたが、単独で救出活動を行うトニーに、上司やスタッフがあの手この手で大統領に計画を承認させ、キャンセルした航空券を再予約。ここのやりとりが手に汗握る。

    ただ、イランが完全に「恐ろしい悪」として描かれているのはどうなのかなあ?もともと独裁体制を強いた王を保護したのはアメリカが悪いのだし、映画ではそこのところも描いてはいるけれど、恐ろしい形相髭のイラン人たちが威圧してくる姿は、必要以上に悪っぽく描いているような気もするし。

    あと気になったのがカナダ大使邸のメイド・サハル。彼女は道場からか、粛清よく思わなかったのかわかりませんが、人質を警察からかばう発言をし、その後大使夫妻と分かれてイラクへ亡命します。

    ただ、このあとすぐにイラン・イラク戦争が始まります。その後の彼女の運命がどうなったのか…。

    架空の映画を制作するって、そんなことできるわけが…。と思ったけれど、映画業界って企画がポシャること結構ありますもんね。テリー・ギリアムとか…。

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    イラン革命後すぐにイラン・イラク戦争が始まり、今度はイラン国内の日本人が取り残されます。そこでトルコがエルトゥールル号の恩返しとして自国民を載せるはずの飛行機を日本人のために飛ばしてくれました。
    そのあたりは「海難1890」で描かれてますが、こちらも水面下ではギリギリの選択だったのでしょうね…。

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