読者という希少種を、作家と出版社が奪いあう…というSFが読みたい

2018.11.05 Monday

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    『校閲ガールア・ラ・モード』を読んだ時のこと。
    表現者は増えている。しかし、その表現に興味を持つ人は減っている」という一文に、確かになあ、と実感しました。ネットの普及で自分の表現を簡単に発表できるようになりました。

    その反面、発表された作品を読む「読み手」、本を読む人は少なくなっています。

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    これからどんどん本を読む人は少なくなり、ついには書き手より、純粋な読み手が少なくなる時代がくるのでは…。と考えていたら、なんかこれSFになりそうだな〜。と思い、ちょっと書いてみました。


    遠い未来。世には「表現者」が溢れていたが、彼らの作品を読み、感想を書く読者は極端に少なくなっていた。表現者たちは自分の作品を読み、評価してくれる「読み手」を巡って、激しい攻防が繰り広げられた。

    「読み手」たちは争いを避けるため、ネットの海の小島や、本の森をさまよった。彼らはそこで自分の好きな作品を読み、感想を残してその場を去っていく流浪の民と化していた。

    しかしある時、武装モノカキ集団「出版社」と「作家」が「読み手狩り」をはじめた。多くの優秀な「読み手」が捉えられた。彼らは本を無理やり読まされ、作家たちの自己顕示欲の慰み者にされていた…。

    この劣悪な状況を打開するため「読み手」の上位種である「本読み」たちは、力を合わせ「読む自由」を勝ち取るための戦いを始めるのだった…


    みたいな。作風で言ったら『横浜駅SF』とか、『文豪ストレイドッグス』みたく、あり得なさそう、でもちょっとだけリアルを感じさせる世界観で、「作家」と「本読み」が対決したりして。

    私は文才がみじんもないので、だれか書いてくれないかしら…。

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    コメント
    お、おもしろそう…!

    書き手は増えて読み手は減っている…
    自分の読書スタイルの変化を考えても、まさにそんな気がします。
    素人さんがさらっと書いた、短くて軽い日記のようなものをさらっと読む、という形式に慣れてしまって、なんだか「小説」を読むことにハードルを感じるように…。ああっこんなことでは「本読み」にはなれない!
    思いついた妄想をつい書いてしまったのですが、賛同ありがとうございます♪

    表現者たち同士で批評し合う、という手もありますが、多分彼らは純粋な賛美がほしいから「読み手」を求めそうな気がします。

    私は電子書籍リーダーを手に入れました。何十冊もの本を持ち歩けるのは楽しいです


    • by 日月
    • 2018/11/08 10:21 PM
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