ブックアドバイザーとゆかいな人々『書店員 波山個間子2』

2020.05.21 Thursday

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    本読みでブックアドバイザーの波山さんがさまざまな本を紹介する『書店員 波山個間子2』今回は書店の個性的なスタッフや、アルバイトの大学生、時岡くんの視点お話です。

    青ひげブックスのゆかいな人々


    波山さんが務める青ひげブックスには、波山さんの他にも個性的な書店員さんが多く。彼らのキャラクターと、本の解説がとても面白い。
    ビジネス書担当の三重木さんは「四角いものがすき」という理由で本屋に再就職した元システムエンジニア、けれど愛読書は丸みを帯びた女性像を描く棟方志功の随筆だったり、特技は空中回転という、波山さんに劣らない変人。(でも態度は紳士)

    舞台女優の茂知月さんは面接で「できる女」アピールで店長をだまくらかしたり、本の感想が下世話だったり(でも的を得ている)解説だけ読もうとしたりと、かなり個性的。でも、そんな彼らに輪をかけて個性的なのが波山さんと店長だったりします。

    本は読まないけれど、売るのは大好き」と公言してはばからない店長や、家を本で埋め尽くす本オタクの波山さん。そんなゆかいな人々が働く青ひげブックストア、訪れてみたいです。




    まともな(?)アルバイト、時岡くんの視点


    青ひげブックスで唯一(?)の常識人である時岡くん。本に関してだけ優れたスキルを持つ波山さんにちょっと興味をもっているようです。(あくまで人間として)

    波山さんに選んでもらった「西の魔女が死んだ」をきっかけに、いろいろな本を読み始め、本を通じて「幸せとはなにか」と考えます。

    ちなみに波山さんの幸福は「健康とお金」。この答え、シンプルだけど的を得ていて「それぞれの人にあった幸福の、ベースとなるもの」が「健康とお金」だと。うん、たしかにそう。
    そうやって完結に答えられるのも波山さんが常に本からインプットをしているからなんでしょうね。

    そしてもうひとつ、「本を読むことと売ること」だそうです。確かにww



    本を持って、街に出よう


    波山さんの休日の過ごし方は意外とアウトドアだったりします。お気に入りの飲み物とお菓子、そして本をバックにつめて、外にでかけます。街の公園にでかけるとそこでやるのはもちろん読書。

    今回は本邦初の古書ミステリと言われる「せどり男爵数奇譚」を読んでいます。私も読みましたがこの本、昼間の公園で読むにはちょっとエグい話も出てくるのですが、まあそこは波山さん、本が読めれば場所はどこでもいいようです。

    でも、こんな風に外で読書をするのも楽しそうです。やってみたいな。
    「せどり男爵数奇譚」は同じく書店が舞台の「ビブリア古書堂の事件手帖」にも登場します。

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