心の処方箋『危機を乗り越える マインドフルネス』

2020.09.25 Friday

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    病は気からというけれど、病は無理でもせめて気の部分を整えられれば、毎日が少し楽になる。
    特にHSPの方必見。

    私はHSPです。ささいなことでも気にしては落ち込み、悲しいニュースや残酷なものたがりに心を痛めがちです。

    そんな私は、コロナ禍のご多分に漏れず、心をやられて落ち込む毎日を過ごしていました。
    ・コロナに感染したらどうしよう
    ・感染させたらどうしよう
    ・友人や家族と会えないのがつらい
    ・これから働き口があるだろうか

    など、ぐるんぐるんと不安が禍を巻いて襲ってきました。なんとか、この状況を打開したい、藁をもすがる気持ちで読んだのが『危機を乗り越えるマインドフルネス』です。



    マインドフルネスや瞑想に関しては、以前読んだアジャン・ブラム『マインドフルな毎日へと導く108つの小話』でなんとなく概要は知っていたのですが、この本ではより実践的に「今ここ」を意識することで、心と体を鍛えていくトレーニングとその効果について伝えています。

    具体的なトレーニング方法


    私は今まで、さまざまな心理関係の本をよんできましたが、どれも具体的に(そして簡単に)方法を教えてくれませんでした。

    しかし、この本では「(最低でも)1日10秒、呼吸に集中する」こころに浮かんだ不安を「〜と考えた」とつけることで気持ちを客観視することなど、具体的で、しかも簡単な方法を教えてくれました。

    マインドフルネスとコロナ対策


    マインドフルネスが直接的にコロナかからなくなるわけではありません。ただ、感情や行動を客観視することで、不安を少なくし、注意力や免疫力をあげることはできます。

    コントロールできないことに、気持ちを引きずられないというのも大事なことなんだとか。『マインドフルな毎日へと導く108つの小話』でも、僧であるアジャン・ブラムの説話としてマインドフルネスを伝えているのですが、コントロールできない歯の痛みを「放っておく(なんとかしようとしない)」ことで痛みによる不安が消えるのだとか。

    ちょっと抽象的ですが、たとえ話として読んでいくと、いつの間にか納得してしまいます。



    客観視することの大切さ


    間違ったりミスをしたりすると、他人からも、そして自分も自分を攻撃されてつい「自分なんて…」と落ち込んでしまいます。マインドフルネスでは、集中が途切れて不安な気持ちも、それを認めることがトレーニングにつながるので、ほんの少しで自己肯定感があがります。

    HSPである私は、「断れない、嫌われたくない」という思いが強く、嫌なことを嫌といえず、苦しんできました。しかし、このコロナ禍で、人と会う機会が減ったことで、逆にこれまでの人間関係を見つめ直すきっかけになっています。

    さらにこの本を通じて、人との接し方や考え方を学んだことで、自己肯定感を高める訓練ができるようになりました。

    これからまた、外へでて新しい人間関係を築く時、この本で学んだことを活かしたしていけるよう、日々マインドフルネス修行を心がけています。

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