「坂の上の雲 第六回 日英同盟」

2010.12.06 Monday

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    いよいよドラマ「坂の上の雲」第二部が始まりました。一年間待ちわびたよ…!
    第六回「日英同盟」では日露戦争にいたるまでのあらゆる要因をドラマで再現。欧米列強に対抗するには産業を起こして軍事力を強化するしかなかった19世紀末。日本はロシアと極東の覇権をかけて、イギリスと対等の同盟を結ぶことを画策します。

    幕末、明治初期にかけて活躍した伊藤博文も、この頃はその影響力も薄れていたようで、小村寿太郎からは「時代遅れ」と評されてしまいます。(・_・;) 伊藤は単身ロシアに渡って外交交渉をするもののうまくいかず…おまけにこの十数年後には暗殺されるという、悲惨な後半生をおくることに。明治中期の日本はもう、幕末の志士を必要としなくなったのでしょうね。

    一方、正岡子規は死の床につきながらも精力的に文筆活動を行い、高浜虚子など後進の育成に励んでいます。けれど、長年苦楽を共にした真之さんにはぐちもこぼすし、褒めてもらうと子供のように喜びます。日本の先端にいて世界を見つめる真之さんと、自己の宇宙を極めようとする子規。
    まったく世界が異なるのふたりは、それでもお互いを尊敬しあい、刺激をうけていきます。

    真之さんの親友・広瀬さんも長らく駐在したロシアを離れることに。
    第二の故郷とよべる国と戦わなければならなくなる。広瀬さんは恋人アリアズナや親友の武官たちに別れを告げて、帰国の途につきます。
    広瀬さん、よほど情の篤い、気持ちの良い方だったのでしょう。敵国となる国でもたくさんの人に慕われていましたね。( ̄▽ ̄)「戦争で引き裂かれる友情・愛情」は今では想像がつかないのですが、ちょっと前まではそうやって引き裂かれた絆がたくさんあったのだ、と感じました。



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    坂の上の雲 第九回 広瀬、死す→
    坂の上の雲 第八回 日露開戦→
    坂の上の雲 第七回 子規、逝く→
    坂の上の雲 第五回 留学生→
    坂の上の雲 第四回 日清開戦→
    坂の上の雲 第三回 国家鳴動→
    坂の上の雲 第二回 青雲→
    坂の上の雲 第一回 少年の国→

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     まずタイトルとオープニングナレーションである。  「坂の上の雲」。皆が坂の上の雲を目指してのぼっていった時代。  これだけで作家が<明治>という時代をどう捉え、何を描きたいのかが分かる。  今は皆が閉塞感にとらわれうつむいて地面ばかりを見て...
    • 平成エンタメ研究所
    • 2010/12/09 9:20 AM
     近頃、日曜日の19:30が待ち遠しくてたまりません。 理由は、NHKの「坂の上の雲」です。 12月19日(日)は、第8回 「日露開戦」楽しみです。
    • 筑紫の国から福岡シトリンの花つくし日記
    • 2010/12/17 2:01 PM
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