以前テレビで甘酒をつかって小豆を煮る「
発酵あんこ(小豆甘酒)」が紹介されていました。あんこやお汁粉は好きですが、大量の砂糖(それも白砂糖)を使っているから甘すぎるし、体によくないため、あまり食べないようにしてたのですが、発酵あんこならその心配がすくない!
甘酒(発酵食品)と、小豆(ポリフェノールや鉄分、ビタミンBなど)、は栄養豊富で甘さ控えめ。安心して食べられます。(それでも食べ過ぎはだめですが…)
さっそく見よう見まねで作ってみることに。
材料
米麹 200g(みやここうじを使用)
小豆 200g(乾燥)
塩 小さじ1/4
レシピはこちらを参考にしました。
お砂糖いらずな、発酵あんこ|榎本美沙の発酵暮らし
1.まず小豆を煮る
小豆は他の豆類と違い、水に浸したらすぐに火にかけます。煮方はいろいろあるけれど、とりあえず最初は強火でアク取り、水を替えたら中火で煮込みます。
2.麹と水、煮た小豆をまぜて炊飯器で保温する
私のやり方は麹と水だけでつくる「はやづくり」です。詳しい作り方はこちらを御覧ください。
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麹と水だけでつくる甘酒の作り方
麹はいつものみやここうじ。スーパーでも売ってるスタンダードな麹です。手に入れやすいのがいいですね。
あとはいつもの甘酒づくりに、煮た小豆を入れて発酵させるだけです。
(8〜10時間)発酵が終わった後に塩を混ぜ込みます。
ヨーグルトメーカーでつくる甘酒
炊飯器で甘酒をつくると数時間ご飯が炊けないのが難点ですが、ヨーグルトメーカーなど専用の甘酒メーカーがあると便利ですね。麹などの材料を入れて「甘酒」ボタンを押せば、自動メニューで甘酒が出来上がります。
発酵あんこアレンジ
いつもの甘酒づくりに小豆を追加するだけでできる発酵あんこですが、ここで一つ問題が。私は
小豆はつぶが好き、甘酒はつぶが苦手なんです。
甘酒はいつもフードプロセッサーでペースト状にしていますが、小豆はつぶつぶ感を残したい…!
いろいろ考えた末、折衷案として最初に甘酒だけを発酵させることにしました。
1.最初に炊飯器で甘酒を発酵(3時間ほど)
2.フードプロセッサーでペースト状にする
3.ペースト甘酒と煮た小豆炊飯器に戻す
4.そのまま2〜3時間発酵
できた小豆甘酒は冷ましてからジップロックで冷凍保存します。
発酵あんこでつくるお汁粉
発酵あんこでお汁粉を作ってみました。小豆を茹でた汁をアク抜きして、発酵あんこと少し煮ます。
玄米もちでヘルシーに。甘さ控えめおいしいおやつです。
小豆を煮る注意点として「形や色が悪い小豆は除くように」と書かれていましたが、お米と同じく、小豆はなんとなく捨てがたい。自宅用なので見栄えが悪くてもいいでしょう。
それに私が小豆を無駄にできないのは、「まんが日本昔ばなし」の影響です。病気のこどもに小豆まんまを食べさせるためにほんの一握りの小豆を盗んだせいで父親が殺されてしまうという、小さい子にはトラウマになるお話でした…。
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麹と水だけでつくる甘酒の作り方
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甘酒が苦手な人向け、甘酒活用法
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甘酒パフェのつくりかた