無印良品 アクアポット植木鉢でずぼらガーデニング

2018.01.11 Thursday

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    部屋のインテリアに観葉植物を置きたい…と思い、これまでいろいろな観葉植物を育ててみましたが、なかなかうまくいかず、これまでにも観葉植物の屍を築いてきた私。植物さんたちにはほんとうに申し訳ないrwん。

    忙しいとついつい植物への水やりを忘れてしまい、慌ててたくさん水をあげては根腐れを起こしてしまうの繰り返し。しかし、それでも部屋に観葉植物はほしい。けれど、世話はできるだけ簡単にしたい。

    そんなわけで、「世話が簡単なガーデニング」を目指し、いろいろ探してみたのですが、無印良品のアクアポット植木鉢がずぼらな私にはぴったり。

    ■無印良品アクアポット使い方


    1.鉢の底に水を入れる
    2.専用ポットについた給水ヒモから水を吸い上げる
    3.鉢の水が吸い上げられてなくなったら入れる

    たったこれだけ!暖房のある屋内でだいたい一週間で水がなくなるので、一週間に一度、鉢に水をいれてやります。
    水を入れる曜日をきめてルーチン化すれば、乾燥も防げる。
    なにより、水やりの加減を考えなくてよい→根腐れを防げるというのがずぼらガーデナーにはありがたいです。


    アクアポット ペペロミア・イザベラ 4号/底面給水タイプ・バレル鉢




    店頭ではアクアポットを扱っていないところが多いし、植物の手入れがイマイチなので、ネット買いの方がいいかも。ネット限定の観葉植物や別売りアクアポット用鉢もあって便利。


    無印良品ネットストア




    NHKBSドラマ「植物男子ベランダー」の原作。ベランダで勝手気ままに植物を育てるベランダーの中年男性と周囲の変わった植物マニアたちの物語。てきとうに世話してるのに、うまいこと育てるんだよなあ。うらやましい。

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    JUGEMテーマ:観葉植物

    『歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる』遠藤雅司

    2018.01.05 Friday

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      こういう再現レシピものの本、大好きです。 『精霊の守り人』を中心とした上橋菜穂子先生物語の料理を再現した『バルサの食卓』や、鬼平犯科帳の料理を再現した『鬼平料理帳』。科学の力で「まんが飯」を検証した『空想キッチン!』など。そんないっぷう変わった料理本は、料理だけではなく、料理にまつわる歴史や文化が垣間見れ、料理以外にも楽しめるし、作ってみればその物語の世界にひたることもできます。

      粘土板に書かれたレシピ


      歴史的レシピ本は数々ありますが、なんとこの『歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる』には『世界最古の料理』古代メソポタミアのレシピが載っています。

      なんでもあの、教科書とかでみる粘土板に楔形文字で描かれていたというから驚きです。

      本が好き!の書評でメソポタミアの粘土板レシピの訳が面白くて思わずツッコミを入れてしまったとコメントがありましたが、実際読んでみると
      「そこでお前は動物を屠り、スープに投げ入れる」

      など命令口調。確かにツッコミ入れたくなる気持ちもわかります。これが楔形文字で書かれてたのか…。

      古い文明のレシピいっても、ビールでつくったパンや、野菜出汁の煮込み料理もあってなかなか美味しそう。
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      ローマの饗宴、カラフルな中世料理


      カエサル時代のローマ料理はローズマリー・サトクリフの『ローマとケルトの息子』にもローマ貴族の晩餐シーンで子ヤギのミルク煮、アーモンドケーキなどの豪華料理などが描かれていました。

      ローマ貴族はとにかく食べるまくる。吐いても食べる。饗宴には肉や魚、レアチーズケーキのようなデザートまで。領土が広がっていくにつれ、様々な食材がローマにあつまり、どんどんと豪華になっていったそうです。サトクリフが描いた物語の時代はローマでも後期にあたるので、肉や魚やデザートなんかも豊富だったのでしょうね。

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      一方、中世ヨーロッパ。ルネサンス以前のこの時代はよく「暗黒」と称されますが、食事についてはなかなかどうして、豪華で繊細。アスパラのサラダやアーモンドライスなど、現代のレストランでも通用しそうな小洒落た料理が並びます。ただでも、この時代は手づかみで料理を食べていたそうですが…。

      ルネサンスのように性格で精密な描写と真逆。パースもデッサンも現代の感覚で見るとおかしい中世美術。でもそれがなんとも味わいがあって、私は大好きなんですよ。
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      『パーマネント神喜劇』万城目 学

      2018.01.01 Monday

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        おそらくこの話、クリスチャンやムスリムなど『絶対唯一の神』をもつ人々には理解されないでしょうね。なんといってもこの神様、神なのにものすごく人間くさい。失敗だってする。でも、そんな神様が大好きなんですよね、私たち日本人は。

        とある小さな神社におわす縁結びの神と、そこの神社に願う人間たち、そして様々なタイプの神が集まる『パーマネント神喜劇』。『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』など、人間と神様の不思議なかかわりを描いてきた万城目さんの神さま小説『パーマネント神喜劇』、今回も面白いです。

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        人間くさい神さまたち


        まずこの表紙のインパクトたるや…。この大阪の街で飲んだくれていそうな太ったおっちゃんが実は縁結びの神。そして裏表紙の七三スーツのサラリーマン風の男性も神さまです。確かに日本には八百万(やおよろず)も神さまいるのだから、中にはこんな神さまもいるかもしれません。

        神さまたちも、現代人のニーズに合わせるため、いつまでも弥生時代衣装に「みずら髪」ではいられないのでしょう。

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        おっちゃん神は縁結びの神さまなんだけど、神さまヒエラルキーでいえば下っぱ。そのため、上位神からのノルマ(縁結びの成功率とか)に苦しんだり、別の神社(芸能)でパートタイムをしたり、神様仲間に仕事の愚痴をこぼしたり。神さまなのに人間臭い。

        けれどそんな人間臭い神さまが、私は大好きです。遠くの大きな存在よりも、近くのおっちゃんの方がお願いごともしやすいですし。


        神と人の絆


        最終章『パーマネント神喜劇』では、人と神さま同士との絆が描かれていて、読んでいてちょっと泣けました。おっちゃん…じゃなかった、神さま、かっこいいよ。

        ある地方に大規模な地震がおきて、その土地の神社も壊滅状態に。小学生の美琴はぺしゃんこになった神社に「地震をなくしてください」とお願いすると、サラリーマン風の不思議な男の人を見かける。実はその神社の主神はあのおっちゃんの神さまで、地震で親睦の中に閉じ込められていた。

        美琴とサラリーマン風神さまの協力で、なんとかおっちゃん神の救出に成功したものの、上位神からこの地にさらなる災厄がもたらされると聞かされて、ひとり(ひとはしら)、この地を守る決心をします。

        それは土地の人々が神社と神さまを信じて、拠り所としていたから。自分たちの家よりも神社の復旧を優先させ、「地震をなくして」と願っても、地震をとめられなかった神さまを恨んでなどいない。
        そこには、ずっと長い時をかけて培ってきた、人と神との絆がありました。

        神は人間が祀ることで存在し、人間たちが神を忘れてしまうと、その存在が消えてしまう。つまり、神が神たるには、人間の思いが必要なんですね。

        こんな神さまが近くにいてくれるなら、毎日ちょっとがんばれる気がします。

        『パーマネント神喜劇』に登場した神さまたちも、ときにはホルモーを観戦したりするのかな。

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        万城目さんの他の作品「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」の登場人物もでてきます。こういうちいさなコラボがうれしいんですよね。

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        「鴨川ホルモー」→
        「鹿男あをによし」→
        「プリンセス・トヨトミ」→
        「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」→
        「ザ・万歩計」→
        「ザ・万遊記」→

        JUGEMテーマ:最近読んだ本



        『活版印刷三日月堂 庭のアルバム』ほしおさなえ

        2017.12.14 Thursday

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          思えば近頃、私たちの周りにはデジタルなもので溢れている。フィルムカメラはデジカメに、活版印刷はオフセットからデジタルに。アナログの機器は制限が多く、人はより便利に、きれいにするため技術を発達させてきたけれど、気がついたら私たちの周りからは質感が消えていました。

          さわり心地や重さ、匂いなど視覚以外の感覚。それらをもつのが「物体」なのかもしれない。
          逆に若い人たちの間では、物体として残せるフィルムカメラや活版印刷が流行っているのだといいます。

          『活版印刷三日月堂』は、そんな手に取ることができる「もの」を活字にたくして伝えているのかもしれません。

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          『チケットと昆布巻き』 大切な場所の話。


          観光雑誌「めぐりん」の記者・竹野は、友人の結婚式で再会した同級生たちと自分を比べ、仕事や収入将来について引け目を感じた。そんな時、取材時に紹介された三日月堂を取材することになり、竹野は弓子さんに「どうして活版印刷をはじめたのか」と質問をする。

          弓子さんが活版印刷をはじめた理由が語られます。家族が早くに亡くなってしまった弓子さんにとって三日月堂とは、弓子さんが家族とつながっていられる大切な場所だったんですね。
          三日月堂はお客さんとのつながりが深いし、三日月堂に集まる人が多くて気がつかなかったけれど、そういえばこの人は天涯孤独だったのだと思い出しました。

          この話を読んで、自分の大切な場所について考えてみました。私にとっての三日月堂は、実家の工場です。自営業だったので、家の裏に工場があり、入ると大きな機械の動く音や油の匂いがしていました。もう取り壊してしまったけれど、今でもときおり思い出します。

          この章に登場するレトロな雰囲気の市民シアター「シアター川越」は「川越スカラ座」がモデル。実際にイベントで使用したり、映画とのタイアップ企画などにも力をいれています。

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          『カナコの歌』家族の思い出


          「めぐりん」に掲載された三日月堂と弓子さんの記事をみつけた、弓子さんの母・カナコさんの同級生・聡子。カナコさんの生きていた思い出を伝えるため、彼女は三日月堂を訪れます。
          闘病のこと、死の恐怖から逃れるように書いていた短歌のこと。

          弓子さんはお母さんを早くに亡くしたため、思い出らしい思い出を持たなかったけれど、こうしてお母さんを知る人から伝えられることで、思い出を追加してゆくことができてよかったですね。聡子さんたちにとってもカナコさんのことを思い出せるいいきっかけになったようです。
          人は、思い出を作り出すことができるんですね。自分のためにも、誰かのためにも。


          『庭のアルバム』道を見つける


          母親がもっていたカナコさんの歌カード(弓子さんが印刷した)に興味をもった高校生の楓。学校生活に馴染めない彼女は三日月堂での活版印刷ワークショップをきっかけに、弓子さんからイベント用のカードのデザインを任されることに。

          楓がちょっと苦手な父方のおばあちゃんの家の庭で、カード用のスケッチをしていると、苦手だったおばあちゃんの意外な一面を垣間見ることができて…。おばあちゃんと孫の交流、「西の魔女が死んだ」を思い出しました。

          学生の時ってなにがきっかけか、自分でもわからない方向に行ってしまうことがありますよね。楓さんも弓子さんと活版印刷に出会うことで自分の進むべき道を見つけられたみたいです。

          『川の合流する場所で』新しい流れ


          弓子さんが活版印刷のイベント出会った岩手の印刷会社の会長とその親戚の青年・悠生。話を聞くと三日月堂にある大型印刷機械もあるという。弓子さんは機械をみるため岩手へ。それは機械の視察のほかにもうひとつ目的があって…

          今回ご縁ができた盛岡の本町印刷。そこでいよいよ大型機械を動かすことができました。そこには青年の祖父である前会長の込めた思いが活字に組まれていて、それをかたちにすることができたことで、悠生にも弓子さんにも新たな流れがきているのかもしれません。

          願わくば、人をつなぐ手を持つ優しく孤独な女性に、幸せが訪れますように。


          『活版印刷三日月堂』とコラボした作られた『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機 (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)』。

          物語に登場した「テキン」での活版印刷が自分でもつくれます。ひらがなとカタカナだけですが、これからの季節、年賀状に活版印刷でひとこと添えるのにもいいですね。

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          活版印刷三日月堂シリーズ


          『活版印刷三日月堂 雲の日記帳』
          『活版印刷三日月堂 庭のアルバム』
          『活版印刷三日月堂 星たちの栞』
          『活版印刷三日月堂 海からの手紙』
          『活版印刷三日月堂 星たちの栞』
          『活版印刷三日月堂』の舞台を訪ねて

          JUGEMテーマ:最近読んだ本

          アメリカ大学生活とサウジアラビアの結婚事情。『サトコとナダ 2』ユペチカ

          2017.12.10 Sunday

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            日本の女の子、サトコがアメリカ留学でルームシェアするのは、サウジアラビアの女の子ナダ。

            最初は習慣や宗教の違いで戸惑っていたサトコでしたが、暮らしていくうち、ハラル食やヒジャブなどナダのイスラムスタイルにも慣れていきます。

            ナダのイスラム教徒の風習のほか、ふたりのアメリカのキャンパスライフやアルバイト、パーティーなど驚きのアメリカ生活についても紹介されています。

            留学生はビザがないのでアルバイトも大学構内に限られたり、パンの本場欧米には食パンが売っていなかったりと、小さなカルチャーギャップが面白いですね。

            サトコとナダ 2 (星海社COMICS)
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            お互いをわかり合い、いい友情を育むサトコとナダ。しかし、ナダにはまだまだ驚かされることがたくさんあって…

            サウジアラビアの家族事情


            でたぞ一夫多妻!『乙嫁語り』でも描かれている通り、ムスリムの一夫多妻は、大奥やハーレムのようなものではなく、女性扶助の役割が強いようです。女性が自活する道がなかった昔は、男性が女性を養うことが義務づけられていたのと、大変な家事労働を妻たちで分担できるメリットもあったようです。

            『乙嫁語り7』は一夫多妻が描かれるペルシャが舞台。しかしその反面、女性同士の結婚「姉妹婚」も容認されていたんだとか。

            乙嫁語り 7巻 (HARTA COMIX)
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            そしてなんと、ナダの家も一夫多妻!お父さんの最初の奥さんに子どもができなかったからナダのお母さんと結婚したそうな。イスラム教徒は子どもを多く持つことが重要なので、子どもを産めない女性は、夫が別の女性を娶るのを否めないのか…。

            唯一の救いは妻を平等に扱うことになっているから、子どもが産めなくても妻として平等に扱ってもらえるので、昔の日本よりましかな…。(「嫁して三年 子なきは去る」)

            いやでもちょっと待て!愛する夫が新たに妻娶るんだぞ、他の女と寝るんだぞ。いくら平等でも、みんなそうだからって言われても嫌なもんは嫌だろ。

            しかし、夫がいけ好かない場合はいいかもしれない…

            女性たちも不自由さについては思うところがあるようで、ナダのお母さんと義母はナダに「広い世界をみて、自分で生きていけるだけの力を身につけなさい。」と言っています。

            この言葉には、自分はともかく娘にはそんな不自由さを味あわせたくないという思いがあるように感じます。

            サウジアラビアの結婚事情


            そして、ナダにもいよいよ結婚話が!兄(サウジアラビアでは、女性の外国滞在には親族男性の同伴が必要)から結婚相手を提示されてしまいます。

            幸いお相手は結構なイケメンらしく、ナダも好意はもったものの、結婚に対して不安をいだきます。サウジアラビアの結婚は家長が決めるものであり、娘が勝手に断ることはできないようです。ナダも「両親に迷惑がかかるから」と、不安ながらも結婚話を受け入れようとしています。

            ナダの家はお父さんもお兄さんもナダのことを大切におもっていい相手を探してくれますが、中には女性を労働力、家同士のつながり強化の道具としか思ってない男性もいるでしょう。そういう望まない結婚を断ることができない、自分で相手をみつけることができないというのは、やはりフェアではないと感じます。

            思い悩むナダを気づかい、サトコはナダを誘ってでかけます。何も言わないけれどそばにいてくれる女友達がいれば、きっと大丈夫。がんばれナダ。

            サトコとナダ(1) (星海社コミックス)
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            ナダの結婚話に隠れがちですが、サトコのことを好きな日系アメリカ人のケビンくんとの関係も気になるところ。ただでもサトコはナダといるほうが楽しくてまったく気がついていませんが…


            サトコとナダ1→



            [ちょい足し手芸]100均のフリースでスヌードづくり

            2017.12.04 Monday

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              100円ショップに売っているフリースのひざ掛け。暖かく肌触りもいいので、スヌードにしてみました。フリース布地を買うと500円くらいはかかってしまうし、布地があまってもてあましちゃうので、このひざ掛けフリースなら使い切りでつくれます。

              布地屋のバーゲンでもフリース素材は安くても500円くらいなので、250円で素材が買えるのはうれしい。ちなみにこれはダイソーのフリースひざ掛け。
              ダイソーで250円のフリースひざ掛けをスヌード素材に

              フリースひざ掛けの端を切り取り(厚手で縫いにくいので)裏側にミシンでダーッと端を縫い合わせます。
              端を切ったフリースひざ掛けをミシンで縫い合わせる

              100円グッズで可愛い小物アレンジ (TJMOOK 知恵袋BOOKS)
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              ミシンで縫い終わったら裏表ひっくり返して、一部まつり縫いして出来上がり〜♪
              ミシンで縫い終わったら裏表ひっくり返してスヌードの出来上がり

              切り取ったフリースの端っこの部分。厚みがあって縫いづらいので切り取り。もったいないので再利用
              切り取ったフリースの端を再利用

              指編みでシュシュをつくりました。250円でスヌードとシュシュのできあがり。肌触りがよくて温かいです。
              切り取ったフリースの端でゆびあみシュシュをつくる

              ゆび編みシュシュのつくりかたがのっている本。



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              珠玉の短編とエッセイ『男どき女どき』向田 邦子

              2017.11.29 Wednesday

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                『父の詫び状』を読み、すっかりハマった向田邦子。続いて読み始めたのが『男どき女どき』。小説とエッセイが収録されている短編集。向田さん最後の作品集。

                大人になるということは、秘密を抱えながら生きることなのだ


                『男どき女どき』の小説は、家族には言えない秘密を、静かに淡々と隠しながら日常を過ごす人たちの話が描かれます。小さいころに向田ドラマを見た時、大人とはこんなにも秘密が抱え、それを隠しながら生きているものなのか、と感じたものです。

                大人になるということは、そんな、人に言えない秘密を抱えながら生きることなのだ。それがとても恐ろしいような、ドキドキするような。

                男どき女どき (新潮文庫)
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                しかし、いざ大人になってみたものの、そんなな秘密とは無縁で平々凡々たる日々を過ごしております。向田ドラマに登場するような大人の秘密は実は選ばれた人間しか持ちえないものなのだ、とようやく気がつきました。(そりゃそうか。)

                思えば向田作品は、私にとって大人になる通過儀礼だったのかもしれません。今ではあまりテレビで向田作品を目にすることは少なくなりましたが、こうやって本を手に取ると、なんだか子どもの自分が人の秘密を垣間見たような、そんなドキドキと落ち着かない気持ちになります。

                最初に掲載された短編「鮒」は、まさにそんな「大人の秘密」がつまった話。読むと心がざわざわします。

                平凡な家庭の団欒に突如おかれた鮒。どうやら男の浮気相手が飼っていた鮒のようだ。捨てようとしたが幼い息子が育てると言い出し、家で飼うことになった。不安になった男は息子をつれ、かつての女のアパート付近を訪ねてみるが女はおらず、帰ると鮒が死んでいた。どうやら妻は感づいていたらしい。息子は母が殺したのではと疑い…

                男は秘密を隠し、女は秘密を知っていることを隠す。これを家庭で普通にやっているのだから、恐ろしい。

                久しぶりにみた向田邦子新春シリーズは、やはり秘密の匂いがした。

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                向田邦子新春シリーズドラマ「男どき女どき」

                ○の書かれた葉書


                後半はエッセイで、猫好きとして知られていた向田さんの飼い猫の話や、日々のこと、家族の話などが語られます。
                なかでも印象的だったのが、「○の書かれた葉書」にまつわる話です。

                戦争中、向田さんの末の妹が疎開することになり、まだ字がかけない妹に、父親は自宅の住所を書いた葉書をたくさんもたせ、「元気なら○を書いて送ること」と言って送り出します。しかし、最初は大きかった葉書の○が次第に小さくなっていき、☓が書かれ、最後は葉書も届かなくなり、病気でやせ細って帰ってきた妹を、父親が抱きしめて号泣する…というお話です。

                このエピソードは、他の漫画などでもモチーフとして使われていたので知っていたんですが、元ネタが向田さんだったんですね。こんな細やかな愛情を見せられたら、どんなに頑固で独裁的な父親でも憎めないでしょう。

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                「書店員 波山個間子」ブックアドバイザーの波山さんがお客さんからの漠然とした要求をうけ、膨大な知識と経験で、みごとお客さんが読みたかった本が向田邦子作品だということにたどり着きます。


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                年の離れた男女の恋愛を描いた『娚の一生』では、主人公の海江田とつぐみが親に捨てられた遠縁の子どもを預かり、一緒に暮らすうちに情がうつって家族として暮らそうと思った矢先、反省した親が迎えに来る。海江田はその子に住所を書いた葉書を渡して、元気なら○を書いてポストに入れろと言って送り出します。

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                神は生物を、外注に作らせ給うた。『天地創造デザイン部(1)』

                2017.11.23 Thursday

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                  web漫画で気になっていた『天地創造デザイン部(1) (モーニング KC)』。理系男子の生態と科学の歴史をコメデイタッチに描いた『決してマネしないでください。(1) (モーニング KC)』の蛇蔵さんが原作者として参加しています。

                  天地創造デザイン部とは


                  もしも世界を作り給うた神が、生物の製作を外注に依頼したら…という大胆な発想で、神様のお題に沿って依頼を受けたデザイナーたちが、地上の生き物たちをデザインする物語。しかし、デザイナーたちがデザインする動物は、こだわりが強すぎて時に発想が暴走し、奇想天外な生き物になってしまいます。

                  荒唐無稽なストーリーに思えますが、動物たちの特徴や生態など専門的な知識を踏まえた上で、動物の生態がどうしてできたのか、それをデザインという視点から考えています。これがもう「ありえそう」で面白い。

                  たとえば「高いところの草を食べられる動物」という依頼で、羽を持つペガサスをデザインしてみたら地上の重力下では筋肉ムッキムキになっちゃうし、重くて飛べない。

                  首を伸ばしてみたら頭に血が回らずに貧血で倒れてしまう。じゃあ、中間をとって首と足を伸ばしてできたのが「キリン」だった…。という、実際にはありえないんだけど、もしかしたらこうして誰かが苦労して動物たちを作っていたのでは…。と思っちゃうリアルな設定が魅力です。

                  漫画に登場した動物たちの詳しい情報も掲載されています。

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                  リアルな設定


                  ともすれば暴走しがちな天地創造デザイン部ですが、その暴走を必死で食い止めるのがシステム部の火口さん。デザインされた動物を実際にサンプルを作って実験するのですが、いつもデザイン部の無茶振りに苦労しています。

                  システム部はデザインされた動物を下界に放つ前に試作を行うのですが、その島の名前がガラパゴスだったり、ペガサスの角を試行錯誤した中で失敗作の角をイルカにつけて「イッカク」にしてみたり、なんだかとてもありえそうなんです。

                  また、下界にはなった動物たちが予期せぬ行動(特定の鳥の卵しか食べない蛇とか)に出た場合は、捕食されすぎないように蛇に狙われにくい巣の機能を、途中から「アップデート」として追加することもできるのです。これが、われわれの言う進化にあたります。

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                  2017無印良品クリスマスお菓子 パネトーネ

                  2017.11.21 Tuesday

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                    今年も無印良品のクリスマスお菓子が発売。期間限定なので、ついつい食べてしまいます。今回はパネトーネ。イタリアのクリスマスのお菓子です。

                    無印良品でクリスマス限定発売パネトーネ2017

                    パネトーネはパン生地にドライフルーツが入っているおやつパン。トースターでちょっとトーストすると美味しいです。ふわっとした生地なので、大きくてもぺろりといけちゃいます。


                    パネトーネ/1個





                    アドベントカレンダーは(クリスマスまでの)カウントダウンカレンダーとして発売。今年は家のかたち。

                    【ネット限定】ネット限定 クリスマスセット A/1セット












                    こちらもおすすめ。カルディのアドベントカレンダー。

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                    JUGEMテーマ:クリスマス



                    案の定、はまってしまった向田邦子『父の詫び状』

                    2017.11.17 Friday

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                      昔、向田邦子新春ドラマシリーズをみたことがあります。お正月に放送されたそのドラマは、たいてい戦争前の時代で、女系家族の穏やかで静かな生活が描かれる一方で、その家の長女(もしくは母親)が人に言えない相手との道ならぬ恋に落ちるストーリーに、こどもごころにスリルとエロさを感じました。

                      淡々とした日常と、そこに潜む秘密。そんな艶っぽいドラマを描いた脚本家・向田邦子さんの名エッセイ『父の詫び状』。読むと絶対にハマってしまうだろうと、今まで読まなかったのですが、手に取る機会があり読んでみたところ、案の定でした。また読みたい本が増えてしまった…。

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                      昭和の暮らし


                      向田邦子新春ドラマだったと思いますが、空襲のあと家族が生き延び、家も無事だったとき、隠しておいた食材を使って、お芋の天ぷらや砂糖入りの紅茶といった、ささやかで豪華な晩餐をひらくシーンが印象的でした。

                      実はこれって、向田さんご自身のエピソードだったんですね。『父の詫び状』を読んで初めて知りました。空襲のあと、とっておいた食料で同じように晩餐をひらいています。

                      向田さんのエッセイには、ほかにも子供の頃のおやつの思い出、子どもたちが寝静まったあと、大人だけで食べる果物、それを時々わけてもらったこと。そんな、食べ物にまつわる話が多く出てきます。

                      戦前の暮らしはとても静かで淡々としているけれど、時計のコチコチとした音や、母親が鉛筆を削る音、優しい生活の音に囲まれてとても美しいものでした。

                      また、『父の詫び状』の中には、タクシー運転手にお金と間違えて家の鍵を渡して誤解されたり、留守番電話をつけたら黒柳徹子さんが何度もかけてきて喋り倒した挙句、用事を言わなかった、というエピソードはドラマ「トットテレビ」でも描かれています。

                      向田邦子さん役はミムラさん。いい雰囲気でした。

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                      懐かしい昭和の父親


                      エッセイの中に出てくる向田さんの父親は、典型的な昭和の父親でした。見栄張りで家族には居丈高で尊大。気に入らないことがあれば怒鳴り散らす。子供である向田さんにも、正月客の宴を手伝わせたりしていました。

                      ただ、そんな居丈高な父親でも、時折ふとみせるやさしさや弱さを、向田さんはその鋭い感性で拾い上げて描き出しています。思えば昭和という時代には多かれ少なかれ、向田家のような頑固で強い父親がいたものです。
                      私の父もそうでした。

                      『父の詫び状』は向田さんの家族の思い出であるとともに、昭和の父親を持つ読者にも、自分の父親を懐かしむことのできるエッセイでした。

                      『父の詫び状』はドラマ化もされているようで、過去作品はプライムビデオで視聴可能です。

                      父の詫び状(わびじょう)