「娚の一生 3」 西 炯子

2010.03.11 Thursday

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    恋に疲れたつぐみは仕事を在宅に切り替えて亡き祖母の家に住み始めた。だが、その家にかつて祖母を慕っていた大学教授・海江田が現れる。強引で時に激甘の海江田のアプローチにつぐみも次第に海江田に魅かれ始める。

    2巻でつぐみ海江田への気持ちを認識したところで終わっていたので、あとはもう何の問題もないじゃないか、と思ったら、問題続出!つぐみが誘拐?に元カレ登場、おまけに大地震!
    元カレのせいで海江田先生は出てっちゃうし、もうどうなんのー!(ノ>д<)ノ゙と、思ったら最後はなんとかハッピーエンド。
    よかったよかった。

    今回は海江田さんがますますかっこいい。
    いつもはクールなのに少年時代のことをつぐみに突っ込まれててれたり、内緒でウエディングドレス注文して見つかったら顔真っ赤。
    なんてかわいい50男なのだ!
    そして、地震に被災したつぐみを助けるため、バイクや自転車を乗り継いで現地へ向かう!老体に鞭打って頑張るナイトのようです。

    そして、今回そんな海江田さんのかっこよさを引き立たせるようなヘタレ男・つぐみの元カレ登場。
    こいつがもう最低で。「彼女はおれのことがずっと好きなんだ」と勘違いのアプローチ。もう、読んでるだけで怒り通りこしてさぶいぼ(((; ゚д゚)))。それで結局他にも女がいやがる。
    なんでつぐみはこんな男と…と思ったのだけれど、それが彼女の恋愛下手ゆえということなのでしょうか。






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    「おいピータン!! 12巻」 伊藤 理佐

    2010.03.03 Wednesday

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      「おいピータン!! 」12巻。今回も日常にあふれるちょっとしたできごととたべもののお話。

      妊娠中体重増えちゃいけないときに限って、もらいもののおいしい和菓子が家に集まってくる。もったいないので家族友人にくばっても、また集まってきてしまうという、和菓子スパイラル。(^^)作者・伊藤理佐さんは12巻のを描いているときご懐妊中だったので、理佐さんの体験なのかしら?と想像しながら読んでました。

      妊娠中に限らず、ダイエットしているときに限っておいしいものをいただいたりすることって結構ありますよね。もったいなくて残せないので結局食べてしまうんですよね。
      そのほか、忙しくなると「ずんだ餅」を作りたくなる夫婦の話や、食べることの大好きな主人公・大森さんの「年末になにか時間をかけて煮たい」衝動や、大森さんカップルがお互いの苦手な食材を宛て合うなど、ああわかるなあ、と共感するネタがたくさん。伊藤 理佐さんは日常のたわいのない、でもわかるとすっきりするようなできごとをとらえるのが本当にうまいなあ。
      いつも夜寝る前にちょこっと読むのが楽しみです。




      おいピータン!! 11→
      よりぬきピータン!! 基本編→

      「やつがれと甘夏―絵本漫画」 くるねこ大和

      2010.02.20 Saturday

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        5匹の猫と飼い主の漫画「くるねこ」の番外編、絵本漫画シリーズです。舞台は江戸時代。やもめのやつがれとひろい子のチビ太は貧しいながらも幸せに仲良く暮らしていた。
        ある日、やつがれは拾った錦絵に描かれた花魁・甘夏の姿に一目ぼれ。恋わずらいで床についてしまったやつがれを心配した鍼のセンセイの手引きで、甘夏太夫に会えることになった。
        やつがれの袖にかくれたチビ太のおかげで場がなごむものの、別れの時間が近づいてきた。「金をためてまたくるので、会ってやってくだせぇ」というやつがれに、太夫は近々年季があけるので待てないという。そこでチビ太が「たゆーがうちにくればいい」と…

        やつがれ、よかったねえ。・゚・(*ノД‘*)・゚・。
        前回の「やつがれとチビ」は悲しいお話でしたが、今回はほっこりとしたハッピーエンド。もう絵がほんとうにかわいくて。

        私の文章では伝わらないので、よかったら読んでみてください。
        幸せな気分になれますよ。

        やつがれと甘夏―絵本漫画
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        やつがれとチビ―絵本漫画
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        「娚(おとこ)の一生 2」 西 炯子

        2010.02.03 Wednesday

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          恋に疲れたつぐみは仕事を在宅に切り替えて亡き祖母の家に住み始めた。だが、その家にかつて祖母を慕っていた大学教授・海江田が現れ、なりゆきで同居を始めることに。海江田はつぐみのことを好きだというが、つぐみにはまだ心に抜けないトゲがあって…

          海江田さんの強引なアプローチと、激甘な優しさが功をそうしてか、2人の距離はだいぶ近づいた感じだったのですが、そんな時海江田を慕うお嬢様・西園寺真保が現れる。真保のわがままだが一途な感情にも揺れてしまうつぐみ。そんな時、海江田は「君をひとりにはせえへん」と…

          あー、もうじれったい!(ノ>д<)ノ゙お互いその気はあるくせに、なかなかくっつかないんですよ。つぐみは真保とか、海江田にきた女性からの手紙にもすぐぐらついて自信なくすんだけど、海江田さんは時に毒舌を吐きながらもつぐみの心がほどけるのをやさしく待っていてくれる。でも、結構イロイロやっちゃったりもするのですが。(^^;)

          しかし以外にもつぐみの両親、親戚連中は海江田との仲を応援していて「おばあちゃんの遺産だと思ってもらっておきなさい!」とつぐみをけしかけます。あとはつぐみの気持ちひとつなのですが、大人の恋愛は時に高校生以上にじれったい。
          つぐみのお母さんの「世間体なんて、世間が食べさせてくれるわけじゃなし、そんなことは関係ないの」というセリフが好きです。( ̄▽ ̄)ほんとにそうだ。






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          「娚(おとこ)の一生 1」 西 炯子

          2010.02.02 Tuesday

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            書店の試し読みではまってしまった西 炯子さんの「娚(おとこ)の一生」。30代半ばのキャリアウーマンと50代の大学教授との大人の恋愛を描いた漫画です。

            電機メーカー課長のつぐみは30半ば。過去の恋愛に傷つき、長期休暇で田舎の祖母の家を訪れるが、まもなく祖母は鬼籍に。仕事を在宅勤務に切り替え、そのまま祖母の家に暮らすつぐみの前に、祖母から離れを鍵をもらったという大学教授・海江田が現れ、なりゆきで同居を始めることに。
            海江田は祖母が以前、講師をしていた大学の学生でずっと祖母に片思いをしていたが、葬儀のときつぐみを見かけて一目ぼれをしたと話す。海江田からの強引なアプローチ、マイペースで毒舌な態度にふりまわされるつぐみだったけれど、徐々に海江田に心を開いてゆくけれど、彼女の胸にささる過去のトゲは容易には抜けないようで…

            この漫画の何がいいかって、海江田教授のキャラクターにつきると思います。関西弁を話し、メガネに煙草、スーツ+ベストを着こなすセクシーな大人の色気。冷たく突き放したかと思うと、時々とろけるくらいに甘く、優しい。
            つぐみをやさしく抱きしめるところがもう、かっこいいったらないい!(≧∇≦)

            「大人の恋愛」の複雑さ、ふみ切れないもどかしさの表現が
            うまい作品だなとおもいます。絵もきれいだし、ギャグの要素、田舎の癒しなど、他にも見所があるのがいいですね。
            巻末の4コマ漫画もかわいい。





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            「すーちゃん」 益田 ミリ

            2010.01.13 Wednesday

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              文庫がでていたので前から気になっていた「すーちゃん」を購入しました。30代の独身女性のリアルで普通の日常を描いた、読むとちょっと元気になれる4コママンガです。
              カフェで働くすーちゃんは30代半ば。なりたい自分をさがしたり、自分が変わりたいと思っている。でも、どんなふうに、どんな人になりたいかいまひとつわからないでいる。
              でも、すーちゃんはそんな自分を受け入れながら少しずつ
              自分なりの生き方について答えを出してゆきます。

              すーちゃんの生き方や考え方を映したセリフがグッとくる。
              ・(友人のまいちゃんとの関係について)友達だからって何でも話さなくていいと考えるまいちゃんとあたし
              ・他人の人生に口出ししたい人は、他人から「幸せそう」って思ってもらいたい気持ちが強いのかも

              ・ためいきをつくと幸福が逃げるっていうけど、ためいきまで我慢してたら窒息しちゃうよ。
              私はいつも周りや世間の風潮にあっていない自分に、必要以上に凹んでしまうこちがあるのですが、「すーちゃん」の生き方やそのセリフには読むたびいつも励まされています。

              「あたしでいい、あたしもわるくない感じ」っていいな。
              そんな風に思っていきたい。

              すーちゃん (幻冬舎文庫 ま 10-2)
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              結婚しなくていいですか。―すーちゃんの明日
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              どうしても嫌いな人―すーちゃんの決心
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              「ハラショーな日々 のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らし」 イワノワ ケイコ

              2010.01.11 Monday

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                ロシアって、ちょっと得体のしれない国。
                ソ連時代はスパイとか鉄のカーテンとかKGBとか、とにかく怖いイメージが先行していたのですが、今まで鉄のカーテンに隠されていた人々の生活は、実はとてもおおらかで、おおざっぱで、面白い人々が暮らしていたのです。( ̄▽ ̄)
                イワノワケイコさんの夫・ワーニャさんはロシア人。
                子供時代を社会主義の「ソ連」で過ごした方で、ワーニャさんが体験した社会主義国らしいエピソードが、私たちから見ると「ありえない」ことだらけなんです。

                なんでも平等なソビエトでは広い住居があてがわれると、そこに赤の他人が同居するシステムなんだそう。(((( ;゜Д゜)))
                この同居人、ウラジミールおじさんはアル中にも関わらず平等な社会主義では仕事が与えられていたんだって。

                そのほか、豆のトマト煮の缶詰に間違えてロールキャベツが入っていたことがあり、その店で同じ缶詰を何個も買ったけれど、結局
                ロールキャベツが入っていたのは最初の一個だけだったのだとか。日本のようにどの店にどんな商品があるかという情報がないので、おいしいものが売られる店は口コミでしかわからなかったんだとか。怖いイメージの先行するロシアですが、そこに住む人たちは、なんとものほほんとしているんですねえ。

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                ロシアのかわいいデザインたち
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                ヘタリア」では擬人化されたロシアさんが登場しますが、純朴そうな外見に似合わないブラックなキャラとして描かれています。
                2巻ではきょうだいのベラルーシ、ウクライナが登場。



                「よつばと!9」 あずま きよひこ

                2009.11.29 Sunday

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                  今回もよつばもだいぼうけん。
                  とーちゃんに買ってもらったぬいぐるみ・ジュラルミンを従えてこうも綾瀬家へ遊びに行きます。試験勉強中の風香にとーちゃんのコーヒーメーカーで作ったコーヒーをご馳走しようとするよつば。

                  とーちゃんの「たぶんこぼれると思うけどできるだけこぼすな」ってセリフが笑える。( ̄▽ ̄)で、案の定こぼすんですが。

                  その他、あさぎの企画で気球を見に行くよつば一行。気球に乗せてもらったり、竹トンボであそんだり、またひとつ、よつばぼうけんをしていくのです。空に浮かぶ気球を、よつばが見上げている絵がよかった。

                  よつばと!  9 (電撃コミックス)
                  あずま きよひこ 角川グループパブリッシング (2009-11-27)

                  よつばと! 9 (電撃コミックス)

                  「よつばと!1」→
                  「よつばと!2」→
                  「よつばと!3」→
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                  レビューポータル「MONO-PORTAL」

                  「田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円」 グレゴリ青山

                  2009.11.24 Tuesday

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                    グレゴリ青山さんの田舎暮らしの本、「田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円 」は、「狭い東京のアパートで暮らして家賃を9万も払わにゃならんのだ!」と思ったグレゴリさんと夫のヨコチンさんが、家賃は5千円の安さに魅かれ、和歌山の田舎に引っ越してから田舎の家でおこった出来事を面白く時にリアルに紹介してくれています。

                    雑誌やテレビで紹介されるようなナチュラルでエコな生活には程遠く、薪の風呂の寒さに地球に厳しい灯油の給湯器を買い、シャレにならないくらいのでかいクモや、エイリアン並みに気持ち悪い虫の大群に襲来されたりと、いいことばかりではありません。
                    でもその代り、山に春がきて植物が一斉に芽吹くさまはまさに「山笑う」ような光景だし、自分で育てた野菜が収穫できるうれしさ、アジア旅行で買ってきたハンモックで昼寝をしながらビールなど、都会生活では味わえない魅力もたくさん。

                    また、人間関係についてもかなりリアルに描かれています。
                    某「泊まろう!」番組でみるように素朴でやさしいばかりではなく、ウワサ好きで詮索好きで、よそ者に敏感な部分もあるんです。私の住んでいた実家はローカル線とはいえ駅からも近く、スーパーもある町中でしたが、田舎特有の「ウワサ好き」とか、「よそもんへの態度」なんかはよくわかります。(^^;)

                    いろいろ疲れたからといって、衝動的に田舎に住んでしまう前に、まずはこの本を読んで田舎暮らしを追体験するのもいいかもしれません。グレゴリさんの本は旅も田舎暮らしも、自分が経験しているように楽しめるのが魅力ですから。(^^)

                    田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円
                    田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円

                    「旅のうねうね」→
                    「ひみつのグ印観光公司→
                    もっさい中学生→
                    ブンブン堂のグレちゃん→
                    グ印関西めぐり(濃口)→
                    「ナマの京都」・「しぶちん京都」→
                    「旅のグ」→
                    旅であいましょう。大人の週末バックパック→
                    「グ印亜細亜商会」→

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                    「あさって朝子さん」 伊藤 理佐

                    2009.11.23 Monday

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                      つかれるとなぜか伊藤 理佐が読みたくなる。
                      Hanakoで連載していた「あさって朝子さん」は、アパレルのプレスとして働く30代女性、朝子さんを主人公に、働く女性のリアルをこれでもかと追及したストーリー。

                      ・結婚決まった同僚にはなぜか敬語になってしまう。
                      ・出張先のビジネスホテルで使ったシャンプーリンスがすごく良くてをまとめ買いしたら、実は「水」がよかっただけ…
                      ・残業中はちょっと下なガールズトークで盛り上がる
                      等々。ぜんぜんかっこよくないんだけど、それでも日々一生懸命な世の中の「朝子さん」たちに勇気を与える一冊。

                      特別ゲスト(?)として、「おいピータン!!」の大森さんも登場。朝子さんから「ちゃんとデブやっててえらいよね」と、よくわからないホメ言葉をもらってます。

                      あさって朝子さん
                      あさって朝子さん
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