2015.04.08 Wednesday

本屋大賞に上橋菜穂子さんの「鹿の王」

2015年の本屋大賞、大賞は上橋菜穂子さんの「鹿の王」に決まりました!(*´∀`)ノ

私も「鹿の王」を読ませてもらいましたが、納得の受賞だと思います。だって、すごい話なんだから。

この物語のすごいのは、社会生活、歴史と風俗、医療など、人間の生活のすべてが詰まっていることです。とくに医療の描写は、日本医療小説大賞を受賞するくらい、ファンタジーでありながら、医療についての描写がリアルなのです。

上橋菜穂子先生は、「鹿の王」を書く際に、内科医のいとこの方に、医療監修をお願いしたのだそうです。だから医療描写が、正確で、養老孟司さんや、医療関係者にも「鹿の王」のファンは多いのです。

本屋大賞HP→


「鹿の王 生き残った者」

鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐
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「鹿の王 還って行く者」

鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
上橋 菜穂子 KADOKAWA/角川書店 売り上げランキング: 4


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2015.04.01 Wednesday

どうか、読んでみてください。『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』 佐々涼子

こんなにも、読むのが大変だった本はありませんでした。数ページ読むごとに、涙がでてしまうから。

紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』 は、東日本大震災で壊滅した日本製紙石巻工場の復興ドキュメントです。

この本をもとに再現されたドラマを観て、「あの」池上彰さんがテレビにもかかわらず、涙を流していました。この本を読んで、その意味がわかりました。

紙つなげ!  彼らが本の紙を造っている
佐々 涼子 早川書房 売り上げランキング: 4,074


第一章「石巻工場壊滅」
第二章「生き延びた者達」
第三章「リーダーの決断」
第四章「8号を回せ」
第五章「たすきをつなぐ」
第六章「野球部の運命」
第七章「居酒屋店主の証言」
第八章「紙つなげ!」
第九章「リーダーの決断」


マスコミが伝えなかった、震災


第一章「石巻工場壊滅」、第二章「生き延びた者達」第七章「居酒屋店主の証言」では、東日本大震災発生直後から、津波に飲み込まれた石巻の凄惨な描写が続きます。

その日、工場に出勤していた従業員は、総務課の徹底した危機管理によって、全員無事でしたが、街の中には津波に流され、壁一枚向こう側であがいている人々を助けることが出来なかったこと、津波が押し寄せた工場の1階に流されていた無数の遺体、震災後、無法地帯と化した街では強盗事件が続発したこと…。

この本を読んで、いったい私達は何を観てきたのだろうかと、衝撃をうけました。マスコミでは美談、もしくは悲劇しかつたえませんから。これらの描写は、震災を体験した人々の生の、心の声が詰まっています。

文中、壊滅した街をみて「戦時中のようだ」と表現されましたが、そんな悲惨な光景が、ほんの4年前に日本の東北で起こった事実を、忘れてはならないんです。

紙つなげ!工場再生の駅伝レース


被害状況がわかると、工場の再生は不可能だろう、そう思う人が大半でしたが、2人のリーダーが動きます。

倉田工場長は、「工場を半年で稼働する」という目標を行員たちに掲げます。
芳賀社長は「銀行と話ををつけてきた、金の心配はするな」と、石巻工場再生に向けてのバックアップを約束します。

工員たちは半年復興の目標に、最初は難色をしめしたものの、工場の復旧作業を続けることに希望を見出していくようになります。紙を作るためには、電気、ボイラー、タービンなど、各部署の設備を復旧しなければならず、工程を遅らせることなく、次の課にバトンタッチしなければならない。

この「紙つなげ!」のタイトルには、駅伝のように各部署が復興のたすきをつないで、最後の抄紙機を動かすまでが描かれています。凄惨な状況で、それでも勝つと信じ、ひたすら突き進んでいく石巻工場の人々の姿に、人間の底力を感じました。そして、涙がとまりませんでした。


日本の紙の現状


『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』では、紙がいかにしてつくられていくか、どのような材料を使い、どのように作られていくかが描かれています。

紙には会社によってそれぞれ特徴があり、読む者のことを考えて嵩高く、それでいて軽く、裏移りせず、めくった時の感触の心地よさといった技術は、熟練のオペレーターの腕に支えられているというのも、この本を読むまで知りませんでした。

意識もせず、めくるページのその中に、技術者たちの、たゆまぬ努力の結晶が詰まっているのだとおもったら、一枚一枚、ページをめくるのが愛おしくなりました。

本文の中にこんな表現があります。
紙には生産者のサインもない。彼らにとって品質こそが、何より雄弁なサインであり、彼らの存在証明なのである。

そんな技術者たちがの思いがこもったこの本のページは、めくりやすく、優しくて、読むたび指になじんでいきます。

作者の佐々さんはこの本の最後に、使用した紙の名前と、8号抄紙機の名前を記しました。それは出版業界から、日本製紙への感謝の気持ちだったのではないかな、と思うのです。


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2015.03.19 Thursday

古本屋さんに住む女の子の話。「森崎書店の日々」 八木沢 里志

映画も本も、どちらも面白い。
古書店を舞台に、傷ついた女の子の再生と成長を描いた「森崎書店の日々」は、もともと映画を先にみたのですが、とても面白かったので原作も読んでみました。小説の「森崎書店の日々」は、映画にはない面白みがありました。

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本ならではの、面白さがある「森崎書店の日々」


作者の書く文章表現が、ユニークで好きです。

森崎書店で暮らすことになった貴子が、部屋にうず高く積まれた本をみて「SF映画の未来都市みたい。」と、評したり、貴子が、本の面白さに目覚めたところなんかは、読んでいるこちらも、ぱあっと、視界が広がるような気持ちになりました。

本との出会いと、サトルおじさんとの再会は、貴子の人生に新しい世界の扉を開いてくれたのですね。


「桃子さんの帰還」


「森崎書店の日々」の後日譚。映画にもちょこっとでてきた、サトルおじさんと、出て行ってしまった奥さん、桃子さんとのお話です。

数年間出奔して行方しれずだったサトルおじさんの奥さん、桃子さんが突然帰ってきた。ひょうひょうとした桃子さんはいつの間にか貴子が使っていた2階の部屋に住み着いて、店を手伝い始める。

突然帰ってきた桃子さんの真意を探るため、サトルおじさんから桃子さんの様子を探るように頼まれる貴子だったが、逆に桃子さんのペースに乗せられて、一緒に旅行に行くことに。

一方、貴子にもある男性との出会いが訪れ…。

明るい感じの桃子さんですが、実は心にいろいろな傷を抱えています。貴子もつらい思いをいろいろしてきたから、桃子さんの気持ちを受け止めることができたのでしょうね。貴子の新しい恋がうまく行って欲しいと思います。

映画「森崎書店の日々」感想」→

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2015.02.14 Saturday

ジョーカー・ゲームシリーズ 『ラスト・ワルツ』 柳 広司

旧日本軍のスパイ組織、D機関を描いた「ジョーカー・ゲーム」、その新作「ラスト・ワルツ」を読了。今回もまた、見事なまでのどんでん返しに、読んでいて鳥肌が立ちました。

ラスト・ワルツ
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アジア・エクスプレス


中国・満州を縦断する満州鉄道の特急・あじあ号。D機関のスパイ・瀬戸は、ソ連側の情報提供者モロゾフと接触するため、あじあ号に乗車する。しかし、モロゾフは洗面所で死体となって瀬戸に発見される。次の停車駅まであと2時間。その間に暗殺者を見つけ出し、情報を回収することはできるのか…。

列車内という走る密室での殺人事件。犯人はどうやってモロゾフに近づいたのか、文書の行方は?ページを進めるたびに、二重三重に張り巡らされた「しかけ」が明らかになっていきます。

あじあ号に関する描写も詳細で、最新式の空調システムや、ロシア人少女の給仕など、あじあ号がいかに技術とお金をかけて作られたことがわかります。この技術が後に新幹線開発につながっていったのだとか。

瀬戸が車内でたいくつしていた少年たちを使って、少年探偵団のごとく任務にさせたエピソードが印象的でした。

舞踏会の夜


結城中佐と因縁を持つ女性との、ロマンスの香り漂う物語。陸軍エリートの妻である加賀美顕子は仮面舞踏会の夜、ある男を探していた。それは、二十年前、家を抜けだした夜の街で愚連隊に絡まれていたのを助けてくれた男。
顕子はその男とダンスの約束を交わしたものの、その後、彼は行方不明に。

やがて男を探す顕子の前に、ダンスに誘う男性が現れて…。

ラストダンスはワルツ。開戦前のひとときの舞踏会の華やかさが、花火のように鮮やかに描かれます。
もちろん、ここでも単なるロマンス以上のスパイの駆け引きがあるのですが、それでも結城中佐が昔の約束を覚えているのではないかと、女性側としては期待してしまうのです。

ワルキューレ


ドイツ日本大使館の防諜対策をのため赴任してきた「日本のスパイ」雪村は、大使館にしかけられた盗聴器、ドイツ大使と親しい俳優・逸見五郎の招待で訪れた撮影所で耳にした「幽霊」の噂から、大使館に匿われているある人物を見つけ出す。

ナチスから追われるその男を逃がすため、撮影費を使い込んで進退窮まった逸見五郎を巻き込み、雪村は大胆不敵な作戦を立てるのだが…。

雪村の行動が、D機関にしてはちょっと危うい感じがするな、と思ったら、最後に意外なプロフィールが明かされ、読み返してみるとその伏線の貼り方の見事さに驚きました。


・当時の映画へのオマージュ


「ワルキューレ」は、当時の映画制作現場が物語に関わってくるため、当時の映画関係者が多数がでてきます。
実在の人物としては「オリンピア」の女性監督レネ・リーフェンシュタールやナチス宣伝大臣ゲッベルス。

金と女にだらしのない俳優・逸見は戦前のハリウッド俳優の早川雪洲、フィリップ・ランゲは実際のユダヤ系ドイツ人監督フリッツ・ラング(「メトロポリス」を製作)。

作中に出てきた日独合作映画「サムライの娘」は原節子主演の「新しき土」なのでしょうね。ここらへんの人物は物語にからむので、架空の人物に変えているのでしょう。古い映画が好きな人間は思わずニヤリといしてしまうのではないでしょうか。

目立たないスパイを映画化


奇しくも現在、ジョーカー・ゲームが映画化されています。
ワルキューレの中で「スパイは目立たない男でなくてはならない」という一文がでてきます。また逸見が出演した、スパイ映画では、実際のスパイとは程遠いハンサムな俳優による、派手なアクションが繰り広げられます。

これ、深読みをするとあの映画化への寓意、というか、ちょっとした皮肉ともとれます。
ただ原作のD機関のメンバーは目立たないように見せてるだけで、実際はハンサムな人が多いらしいし、映画というメディアでスパイを描くなら、どうやっても派手にならざるを得ないですから…。

単行本では、書きおろし短編「パンドラ」を掲載。
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D機関シリーズ
「ジョーカー・ゲーム」→
「ダブル・ジョーカー」→
「パラダイス・ロスト」

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2014.09.29 Monday

数学は難しい。けれど数学者たちは面白い。「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン

確か、女優の杏さんのラジオだったと思うのですが、番組内でおすすめされていた本「フェルマーの最終定理」を読みました。

フェルマーの最終定理という、証明不可能といわれた数式にまつわる数学者のドキュメンタリーです。数式もでてきますが、むしろ数学者の性格や人生、数学の歴史を中心に書かれているので、数学がわからなくとも楽しめます。

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数学の歴史とフェルマーの最終定理


数学の歴史は古く、遠く古代ギリシャのピタゴラスの時代から始まり、ギリシャからや中東やインドに伝わり(そこで0が発見される)さらにヨーロッパへ伝わります。

そして17世紀、弁護士として働くアマチュアの数学家ピエール・ド・フェルマーは仕事の合間に、いくつもの定理を発見します。

ところがこのフェルマーという人、かなり「いけず」な人でして、自らの定理の証明をわざと書き残しておかなかったため、その後300年以上も、学者たちがこの難問に頭を悩ましていくことになります。

・カール・セーガン博士とフェルマーの最終定理


70年代に人気を誇ったテレビの宇宙番組「コスモス」の司会であり、天体物理学者のカール・セーガン博士は、宇宙人と交信できるといった輩たちによく「宇宙人と話ができますよ。何が聞きたいですか?」と言われると、きまって「フェルマーの最終定理の証明」と答えたそうです。

フェルマーの最終定理がどれだけ難解であったかが伝わるエピソードですね。ちなみに答えが返ってきたことはないそうです。

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数学にとりつかれた人々


この、フェルマーの最終定理に関わる人たちの生き様が面白いんです。最終定理は長い年月の間、すこしずつ部分的に証明が立証されていくのですが、途中には「フェルマーの定理が証明できないという証明」が証明され、またその証明が否定される…と、どんどん袋小路に陥っていきます。

300年の間、この最終定理に関わった人の中には、失恋が原因で自殺を考えたけれど、最終定理に関わる数式を説いている内に夜が明けてしまい、結局、自殺のタイミングを失ってしまった人や、当時珍しかった女性の数学者、有名なドイツの暗号機「エニグマ」の解読に関わった数学者(この人はゲイ)など、個性あふれる数学者が登場します。

数学者の生涯は、どこか芸術家に似ています。


情熱的で破天荒で、己の目指すところへひたすらに突き進む。その作業は時に人類の役に立つわけではなく、ただ「好きなことを追いかける」その姿は、学者というより芸術家に近い気がします。作中に紹介された十数人、数学者のうち二人も恋愛絡みの自殺(一人は自殺未遂)を試みていたり、中には決闘で命を落とす人までいました。

数学にまつわる冒険


日本人の数学者たちもフェルマーの最終定理を解くための予想を提案していました。谷山=志村予想を証明することができたとき、フェルマーの最終定理を証明することができるとされていましたが、それでもなお、フェルマーの最終定理は難攻不落で数学者たちを寄せ付けませんでした。ひとりの数学者・アンドリュー・ワイルズが解き明かすまでは。

ワイルズのフェルマーの最終定理の解き方はユニークで、彼は過去300年に渡る「失敗の歴史」を検証し、なぜ失敗したのかを検証することで、最終定理に至るアイデアを抽出していきました。彼は子供の頃、数学の本の中にフェルマーの最終定理を見つけてから、この最も難解なパズルを解く冒険の旅を始めたのです。

途中、致命的なエラーを発見するものの、リカバリーの方策を見つけ出し、ここにフェルマーの最終定理はその謎を白日のもとにさらすことになりました。

それは、偉大な冒険の終わりと、数学者の頭のみで証明する数学の終わりでもあったのです。作者は最後にコンピュータの台頭により、巨大な数の計算が可能になったことで、これほど楽しいパズルはなくなるのではないかと書いています。

永遠の謎が解けてしまうことは、いいことばかりではないようです。

それでもまた、数学者たちはまだ解かれていないパズルに挑んでいくのでしょうね。

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2014.08.16 Saturday

清少納言の戦い 「はなとゆめ」 冲方丁

冲方丁さんの「はなとゆめ」は、清少納言の枕草子をベースに、平安時代の宮中の様子や陰謀を、史実を交えて描かれた小説で、主人公・清少納言の心情を交えながら描かれています。

「はなとゆめ」の時代背景と物語


清少納言が仕えた中宮定子は、関白道隆の娘で、当時の帝、一条帝の寵愛を一心に受け、一族の反映を支えている才色兼備なお方。清少納言は定子に仕えることで才能を開花させ、きらびやかな宮中でみずからの「華」を咲かせていきます。

この物語での定子さまは、才色兼備なだけではなく、相手の才能を花開かせたり、場を斬新なアイデアでイベントを演出するプロデューサーとしての才能もお持ちの方でしたので、彼女の周りは常に明るく華やいだ世界があったのです。

しかし、道隆の死後、あの有名な藤原道長が台頭。実験を握ろうと、あの手この手で中宮定子さま一族を追い落としていきます。ゴリ押しで自分の娘を宮中にあげちゃったり、陰険な方法で嫌がらせを仕掛けてくるため、清少納言は定子を守るため、様々な文章を書くことでで彼女を楽しませようとします。これがのちの「枕草子」になっていくんですね。

ちなみに、あの有名な「源氏物語」の作者、紫式部が登場するのは、このお話の後の時代です。

はなとゆめ (単行本)
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滅びの美学


定子さまは結局、道長に栄華を奪われてしまいますが、「華」の番人としての清少納言の戦いは、後の世の評価を考えれば、勝ったといえるのじやないかな、と私は思うのです。

枕草子の描写が素晴らしいほど、後の人びとは、定子さまや清少納言のその後の悲劇に同情し、定子たちの華を奪って栄華を極めた道長には、やっかみや憤りを感じます。特に日本人は判官びいきで、美しく栄華を誇ったものが落ちぶれていくことに、激しく同情するものですから。

理不尽に栄華を奪われ、それでも凛として戦い続けた中宮定子と清少納言。彼女たち、ひたすら自分の「華」を咲かせることに命をかけていきます。それが美しければ美しいほど、この物語は切ないのです。

枕草子関連


漫画「超訳百人一首 うた恋い」でも、清少納言のエピソードがでてきます。宮中の貴公子たちとの和歌のやりとりやウィットの効いた会話など、宮中の雅さが伝わってきます。こちらもおすすめ。

超訳百人一首 うた恋い。3
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2014.05.17 Saturday

「物語ること、生きること」 上橋 菜穂子 瀧 晴巳

作家には、二種類ある。作家という職業になりたいものと、書かずにはいられないものだ。」そう書いたのは有川浩先生ですが、精霊の守り人や、獣の奏者などの名作ファンタジーを生み出した作家、上橋菜穂子先生も、書かずにはいられない作家だと思います。


「物語は、私そのものですから」


「物語ること、生きること」は、「どうしたら作家になれますか?」という、子どもたちの必死の思いに、同じように作家になりたいこどもだった上橋先生が、作家になるまでの道のりをインタビュー形式で語ってくれた本です。


物語ること、生きること
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こども時代の上橋先生には、画家である父親と、子どもの進路を見守る母親、それに、語り部として昔話を伝えてくれた、おばかあさんからの影響がありました。作家としての上橋先生は、最初から恵まれた環境にあるといえるかもしれません。けれど、それだけで作家としてデビューできるほど甘い世界ではないのでしょう。上橋先生も最初は、書きたい物語ではなく、書きたいシーンしかかけなったそうです。そこから、短くても完結した物語を書くために努力をし、書きたいものを書くための「修行」が始まるのです。

体感することの大切さ。


上橋作品の魅力のひとつが、異世界とそこに住む人々のいきいきとした描写だと思います。
上橋先生は、文化人類学者としてのフィールドワークのほかにも、実際に武道を体験してみたり、昔の鎧をつけてみたりと、とにかく「体感」することを大事にされています。もちろん、体験出来ないこともあるのでしょうが、その場合も、登場人物の気持ちにそって、考えて、考えて、描かれているのだと思います。だから、読み手に迫ってくるのでしょう。

実在感


小説(特にラノベ)の中には、事件や人の死が、とても軽く感じられるものがあります。書き手がただ感覚的に殺そう、生かそうと思って書かれた文は、読み手にもその安易さは伝わるんです。でも、上橋作品で描かれる人の死には、重みがあり、それが読み手に迫ってきます。それは決して絵空事などではなく、その世界で、実際に起こっていることとして感じるのです。


2つの職業


小説家としての上橋先生の側面は、これまでも特集記事等で語られてきましたが、もうひとつの職業である文化人類学者としての体験も書かれていて、こちらもとても興味深い内容でした。

読み手が体感できる物語を紡ぐため、文化人類学を学び始めた上橋先生。「精霊の守り人」のキャラクター呪術師トロガイは、フィールドワークで会った沖縄のおばあたちからヒントを得たそうです。

文化人類学はとにかく現地へいっての調査が重視されるため、オーストラリアのアボリジニたちに会うためなら水曜どうでしょうの企画並にオーストラリア全土を何千キロも、車を飛ばして行ったそうです。せっかく訪ねても門前払いされたり、悔しい思いもたくさんあったそうですが、そこからの体験が物語に反映されていってるのですね。


隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)
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上橋作品感想


「精霊の守り人」→
「闇の守り人」→
「夢の守り人」→
「天と地の守り人」→
精霊の守り人シリーズ外伝「流れ行く者」→
精霊の守り人シリーズ外伝「炎路の旅人」→
精霊の守り人レシピ集「バルサの食卓」→
「獣の奏者 闘蛇編・王獣編」→
「獣の奏者掘|亀翳圈廣
「獣の奏者検ヾ扱詈圈廣
「獣の奏者 外伝 刹那」→
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2014.04.23 Wednesday

まほろ駅前多田便利軒、完結?『まほろ駅前狂騒曲』 三浦 しをん

多田と行天の便利屋コンビが活躍する、まほろ駅前多田便利軒駅前シリーズも三巻め。「まほろ駅前狂騒曲」では、いよいよ今までの伏線が回収され、物語も一応の区切りがついたようなのですが…。

まほろ駅前狂騒曲 あらすじ


まほろ駅前で便利屋を営む多田と、居候の行天。なんだかんだでこの2人のバディ生活も2年を過ぎ、行天に振り回されつつも、安定した日々を送っていた多田に、またもトラブルが持ち込まれる。

ある事情から離れて暮らす行天の娘・はるを、母親から半ば強引に押し切られて預かることになる多田。自分の遺伝子上の娘といえど、幼児を恐れる行天への説明に四苦八苦することに。

また前回「まほろ駅前番外地」に登場した無農薬野菜販売団体「家庭と健康食品協会(HHFA)」が、いよいよ本性を表し、学校給食やヤクザにまで販路拡大を狙う。

HHFAを快く思わない、まほろ裏社会を仕切る星から、多田は半ば強引に調査を依頼される。
なれない育児に奔走し、やばい仕事を依頼され、おまけにバスの間引きを疑う顧客の老人・岡が仲間とバスジャック!はたして多田と行天は無事に事件を乗り切ることができるのか…。


三浦しをんが描く、駅前人情シリーズ


昭和30年代、森繁久弥らが登場する「駅前シリーズ」という人情喜劇の映画がありました。
最初に「まほろ駅前多田便便利軒」のタイトルを見たときに、お人好しのおっさんが、周囲の困っている人を助ける、駅前人情シリーズのような話かとおもっていました。読んでみると、だいぶ違いましたが。

人情というよりハードボイルド、過去を背負った男たちの話でした。しかし、シリーズを読み進めていくいちに、なんだ、やっぱり人情ものなんじゃないか、と。

多田は過去に子どもを亡くし、行天は宗教がらみの母親から虐待を受けた過去を持ち、それぞれが過去を背負いながらも、仕事で出会った人々や、事件を通じて、過去を受け入れながら、もう一度前を向こうと思い始めます。

つらい過去を背負っているからこそ、夫を亡くした亜希子や、親に犠牲を強いられる子どもたちに彼らはぶっきらぼうながら、彼らの傷ついた心に沿おうとします。実は相手のことを思うことが、彼らの過去を癒していくことになるのですが。

行天が宗教にはまった母親に振り回される子どもに「大事なのは正気でいること、常に自分の正気を疑うこと」と話すシーンは、きっと、行天は子どもの頃、自分で自分を守るしかなかったんだな、だから同じ立場の子どもに、この言葉をかけることができたんだろうな…

大団円…かな?


行天は、自分の子どもであるはると出会い、一緒に暮らしたことでなにか吹っ切れたようで、多田もまた、亜希子と交際をはじめて、多田便利軒のまわりは新しい風がふいてきたようです。しかし、事件が解決すると行天は行方不明に…。いったいどこへ行ってしまったのか?と思ったら、思いもかけない大団円が待っていました。

これで、まほろ駅前多田便利軒は一応の完結したようですが、物語は新生多田便利軒の再スタートで終わっているし、まだ行天の母親の行方も知れないので、また新たな形で多田便利軒シリーズ、続いていって欲しいです。

まほろ駅前狂騒曲
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三浦しをん作品感想


「むかしのはなし」→
「まほろ駅前番外地」→
「まほろ駅前多田便利軒」→
「月魚」→
「舟を編む」→
「風が強く吹いている」→
「きみはポラリス」→
「木暮荘物語」→
「星間商事株式会社社史編纂室」→
「三四郎はそれから門を出た」→

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2014.04.13 Sunday

「村上海賊の娘 下巻」 和田 竜

村上海賊の娘 下巻」読了。つくづく、歴史をあまり知らないでよかった。そのおかげで、どちらが勝ち、誰が死ぬかなんて知らずに楽しめたから。無知もたまには役に立つものです。

信長と敵対し、劣勢の大坂本願寺に兵糧を送るため出発した村上海賊と毛利家臣団。しかし、小早川隆景の意向により、船団は淡路島から引き返す手はずとなっていた。村上海賊の娘・景は、本願寺の門徒を救うため、敵味方へ必死の説得を行うものの、景の正義は男たちには通じず、海戦は回避されるかに見えたが…。

村上海賊の娘 下巻
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ヒロインの成長


違法の船を成敗する海賊働き、その単純な正義こそが景のすべてでした。しかし、男たちが戦う戦場では景の信じた正義は通じず、皆が家の存続のため、時に裏切りや謀略を行う戦場での現実を見せつけられます。心を寄せられた泉州の海賊・七五三兵衛にまで「面白ろない奴」と蔑まれ、傷心のまま景は瀬戸内に逃げ帰ります。

しかし、逡巡の末、景は男たちとは異なる、自分の正義を貫き通す決意を固めます。
その決意がやがて周囲を巻き込んで行くのですが…。
強いけれども勝手気ままで子どものような景が、自分の思いを貫き通すため、不利な戦いに挑んでいく姿に彼女の成長を感じました。


ここにも阿呆がいやがった


のぼうの城」でも、圧倒的不利な状況下でも戦いに挑んだ、一見すると阿呆ともいえる、のぼうさまと家臣たちの活躍が描かれましたが、「村上海賊の娘」にもおりました。そういう、愛すべき阿呆たちがwww

登場人物たちの中でも七五三兵衛率いる泉州の海賊衆は気持ちのよい、魅力的な連中でした。後半部分の主役は、七五三兵衛といっても過言ではないくらい。いい男なんだよなあ…。もしも景と七五三兵衛が結婚してたら、その後の歴史が大きく歴史が変わってたかもしれないのに、とおもわずにはいられません。

俳味という一種のユーモアを好む泉州侍たちは、戦場でもそうした余裕を忘れず、長年憧れた海賊衆には戦いの最中にも気軽に声をかけたり、景に対しても「姫さん、戦場でなあ」と飄々とした物言いを忘れません。
かといって戦に手を抜くどころか、景に対しても最大限の戦術で叩き潰そうとします。それこそが泉州侍たちの最大の敬意なのでしょうね。

命のやりとり


クライマックス、七五三兵衛と景の一騎打ちのシーンは、恐ろしいほどの激闘なんですが、どこかこう、「情」みたいなものが感じられる気がします。

現代の私達から見たら、思いをかけられた男との真剣勝負は、つらい気もするのですが、けれども、それは、心が通じているからこそ、真剣に命のやりとりができるのかもしれません。
そういう意味では、命のやりとりは、ある種、愛のやりとりでもあるのでは…と考えてしまうのは、ちょっとロマンチックすぎるでしょうか…?


海賊VS海賊


後半、ほぼ半分のページ数を締める木津川海戦の描写は圧巻、の一言につきます。彼らは当初、自分の家を守るために戦いを渋りますが、そこは戦国時代の海賊、戦いに身を投じるうちに、家名や従う大名の名分よりも、自分たちの矜持のために戦っていきます。戦いの渦中でも俳味(ユーモア)を失わない眞鍋海賊、家ではなく海賊としての戦いを存分に楽しむ、因島、来島村上当主たち。

首が飛び、甲板が血ですべる、凄惨な海戦、ヘタレな景の弟・景親の変化…
そしてそこには意外な人物も戦いに加わっていて…(←ここ大事!)

敵の船を奪い、奪われ、優勢と劣勢がくるくると入れ替わる海戦シーンは、読んでいる方も息を呑みつつ戦況を見守りながら、ページをめくります。

見どころが多すぎて、ページを早くめくりたいし、次を知りたいのに、一方で戦いを俯瞰したい、前に戻って確かめたいって気持ちが相反して、なかなか読み進むことができませんでした。

村上海賊の娘 上巻
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和田竜作品感想


小太郎の左腕
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2014.04.10 Thursday

「村上海賊の娘 上巻」 和田 竜

2014年本屋大賞受賞作となった「村上海賊の娘 上巻」を読みました。確かに全国の本屋さんが売りたくなるのがわかる、納得の面白さです。もともと、大賞を取る前、書店に並び始めた時から「これは読まねば!」と直感的に思った作品です。そして、読んでみて、大当たりでした。

信長と本願寺、7年にわたる闘争の中、劣勢の一向宗、本願寺を救うため、本願寺に加勢した雑賀孫市は、毛利家と能島村上当主にして海賊王、村上武吉を引き込むという、大胆な作戦を提案する。

その、能島村上の姫・景は自ら海賊ばたらきを行うほど、腕の立つ姫。景は助けた一向宗門徒の百姓を送り届けるため、渦中の泉州へ一人向かうことになり、戦の渦中に身を投じることに…。

村上海賊の娘 上巻
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設定の面白さ、キャラクターの面白さ


雑賀(鈴木)孫市


まず冒頭から驚かされます。戦国時代の鉄砲専門集団、雑賀衆の頭目・鈴木(雑賀)孫市が登場します。猛禽類のような、鋭い目を持つ孫市の登場に、これから何が起こるのか、読んでいる方は、これからの展開に自ずと期待がふくらんでいくのです。

上巻後半、一糸乱れぬ雑賀衆を指揮し、自らもまたスナイパーとして敵の大将を撃ち抜き、信長をも狙う、孫市の手腕と狙撃シーンには、読んでいて息が詰まるほどです。

村上景


孫市登場の後、主人公・景が登場するのですが、その登場シーンのかっこよさと言ったら!
揺れる関船の上に立ちはだかる姿、違法の船に乗り移ってからのスピード感あふれる戦闘シーンは圧巻でした。
なんだか、ジブリアニメの戦闘シーンを彷彿とさせるくらい、人間離れした早さと剣技がすばらしいんです。

景姫は「悍婦で醜女」と評されていますが、その「醜女」というのは、戦国時代の感覚なので、描写を読むぶんには、今だったら、モデルさん並の美貌とスタイルをあわせもっている人だと思います。そんな景なので、異国の価値観を理解する泉州の侍たちにはモテモテだという意外な一面も。

ただ、景の性格はひとことでいうなら「やんちゃな子ども」そのまま。自らの欲望に忠実で、禁止されて率いる海賊働きを率先してやっちゃうし、「泉州だったらモテますよ」と、門徒の爺の口車にのって、戦の渦中にとびだしてゆくし。かっこいいけれど、読者を引きつけるには今ひとつ、成長が必要かな…と、思っていたら、後半面白いことになってくるのですよ。この景の行動が大きな歴史のうねりとなっていき、下巻の展開につながっていきます。

七五三兵衛たち泉州侍


景が旅の途中で出会う泉州侍たち、泉州海賊の頭目、七五三兵衛やその父親の道夢斎、泉州海賊たちのキャラクターがまたいいんです。国際都市・堺に近く、当時としては破天荒で型破り、そして独特の美意識をもっているため、彼らにとっては醜女の景がものすごい美女として認識され、景を歓待します。

その宴のシーンや、七三兵衛たちが景に夜這いに行くシーンなどは、おおらかでコミカルで、読んでいて本当に楽しかった。


歴史の中で、大ボラを吹く


作者の和田竜さんも作中書いていますが、村上海賊の王、村上武吉に娘がいたことは、ただひとつの歴史書に記されているだけなのだとか。おそらくはそんなに多くはない記述から、ここまで景のキャラクターをつくりあげ、有名な合戦の中に織り込ませる設定と物語の面白さは、さすがとしか言いようがありません。
登場人物たちが活き活きとしていて、どこまでが歴史で、どこからがフィクションなのかが判断できないほどなんです。

特に面白いな、と思ったのが、景と同じく瀬戸内の「戦う姫」として語られる、鶴姫の描き方。伝説上の人物とされる鶴姫と景への影響を、うまーく収めてみせた。これなら頭の固い歴史マニアも、ぐうのねもでまい。和田さんさすが。

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