2013.07.12 Friday

楽しい!楽しい!楽しい![舞台]ジャングル・ジャンクション 男組 (キャラメルボックス)

キャラメルボックスの初期作品を再演する企画アーリータイムス、今回は「ジャングル・ジャンクション(男組)」を観てきました。

今回は男組と女組にわかれた上演で、私は男組を鑑賞。
最近、泣かせる芝居の多かったキャラメルボックスですが、昔はこんなハチャメチャで楽しい演劇をやっていたのですね〜。これがまた、楽しいのなんのって!(*´∀`)ノ

物語はOLとサラリーマンの恋愛と、凶悪犯を追う刑事コンビ、そして悪の帝王に立ち向かう改造人間と博士たち。
全く異なる3つの物語がそれぞれ進むうちに、微妙に重なりあってしまい、登場人物たちはそれぞれ、自分たちの役をまっとうするため、独自のストーリーを描き出そうとするのですが…。果たして物語は大団円を迎えることができるのか?

こむずかしい説明は抜きにして、純粋に楽しめるお芝居です。

多田さんの、ヒーローにあるまじき透き通った白肌と無駄にハデなアクション、刑事役の佐東さんの暴走っぷり、平凡なサラリーマンのはずの筒井さんのキュートすぎるしぐさ、劇団鹿殺しの方々の個性の強さ。

男組はひたすら「濃い!」「汗!」「無駄すぎるアクション」を追求し、汗が飛び散り、バカバカしくもおかしなアクションを役者さんたちがひたすら真剣に演じておりました。
だからこそそこに純粋に笑えるのです。楽しめるのです。


ジャングル・ジャンクション

演劇集団キャラメルボックス舞台感想
『TRUTH』2014年版
涙を数える
『鍵泥棒のメソッド』(ブラックバージョン)
ジャングル・ジャンクション女組(ニコ生配信)
ナミヤ雑貨店の奇蹟
多田直人案「ごー+」
『隠し剣鬼ノ爪』、『盲目剣谺(こだま)返し』
キャロリング
トリツカレ男
クロノス・ジョウンターの伝説/南十字星駅で


JUGEMテーマ:舞台鑑賞


2013.07.07 Sunday

太宰作品をモチーフにした、ダメ男たちの物語 [舞台]はぐれさらばがじゃあねといった

太宰治の「老ハイデルベルヒ」等の作品をモチーフに、太宰と友人たちのひと夏の体験と、その後を描いた舞台「はぐれさらばがじゃあねといった」(ピチチ5)を観てきました。

昨年観たベッドアンドメイキングスのお芝居とセリフがかっこよくて、福原さんが主催するピチチ5も気になっていたのと、キングオブコメディの今野くん、SPシリーズで公安の田中を演じた野間口さんが出演すると聞き、見に行くことにしました。昭和の文豪たちのダメ男っぷりを、彼らがどんな風に演じるのか、すごく楽しみでした。

物語は史実とフィクションがごちゃごちゃに、でも絶妙に組み合わさっていて、太宰治を始めとするダメ男たちのダメっぷりがはじけていいました。舞台特有の難解な表現やグロいシーンなどもあるんですが、それらをひっくるめても見応えのある舞台だったなー。笑わせどころもちゃんとあったし。

太宰は何かといえば自殺したがり、なんでも理屈をこねくり回すし、友人たちもそれぞれ、いろんなことを抱えて、早死したり、狂ってしまったり。

まったくタイプの違う、同世代の作家4人が実際にまみえることは、たぶんなかったと思いますが、この文豪ドリームチームが実際友達だったら、こんなふうになるのかもしれないな。

この舞台を観る前は、私は太宰治が大っ嫌いでした。ちゃんと生きようとしないし、金持ちの自分を蔑んだり、浮気ばっかりして相手と心中したがるし、作家でなかったら本当に、人間失格な奴だと。

劇中の太宰の自己中っぷりに、太宰の奥さんがキレて言うセリフが、私の太宰に関する印象と同じwwww
確かに、「ちゃんと生活しなさいよ!」っていいたくなるようなことばっかりやってたからな、舞台上でも、本物も。

でも、舞台上の太宰はダメダメなのだけれど、それでも必死にもがき続けるんです。真剣に女のチチを揉ませてくれ!と迫ったり。(一応下心以外の理由があるんですが)

そんな必死な姿をみていたら、「ああこの人もダメはダメなりにがんばっているのだなあ」とおもい、彼らのことをちょっと愛しく思いました。

でも、絶対夫にはしたくないけどね。

おまけ
一番驚いたのは、巨大セットでもなく、客席の豪華な演劇関係者でもなく、キンコメ今野くんが意外とスタイルが良く、顔が小さかったこと。



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秋風記
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2013.06.18 Tuesday

[舞台] しあわせの支度(再演)

昨年上演され好評を博した舞台「しあわせの支度」が再演されたので、上野ストアハウスに観に行ってきました。

母親亡き後、兄弟で旅館を切り盛りする四月一日(わたぬき)一家。次男と三男の嫁をあわせて総勢11人の大家族。けれど、四月一日一家には、他の大家族とはまったく違う秘密がありました。特に20歳の誕生日は「儀式」と称して盛大に祝う習わしになっていて、その「儀式」には、家族の根幹を揺るがす大きな秘密が隠されているのですが…。

帰省した三女・はるかが彼氏を連れてきたり、妊娠騒動が起こったり、一郎が借金をした消費者金融の取り立てがやってきたり、末っ子さくらには恋の予感が…!どうなる、四月一日家!

●前回との違い
新キャラが増えたことで設定や物語に幅がひろがり、前回よりも突っ込んだ内容になっていました。
物語の核となる家族の絆と再生は同じですが、内田讓さんをはじめ、役者さんたちが役に沿っている感じといいますか、それぞれがぴったり役にはまっていて、本当の家族みたいなんです。なんだか本当に他所様(四月一日さんち)の家の庭から、家族の様子を垣間見ているような。それが前回よりも強く感じられました。

四月一日一家は全員好きでしたが、私は末っ子なので、やっぱりさくらちゃんに感情移入して観てました。今回はさくらちゃんの初恋のシーンがあったのですが、最終的に失恋してしまったので、もうちょっとそのあたりを描いて欲しかったのが残念な点です。

しあわせの支度(前回感想)→

前回と今回のチラシ。ソラリネ。のチラシデザインいいなあ。(*´∀`*)
しあわせの支度チラシ

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

2013.06.16 Sunday

[舞台] ザ・プラン9本公演 「にどぢ」

プラン9の本公演、「にどぢ」を観に行ってきましたよー!
ひさびさの、プラン9の4人だけでくりひろげるコント劇は、やっぱりめちゃくちゃ面白い!

●本公演でしかみれないプラン9
脚本の久馬さん、構成作家生活や月刊コントではできないことを、プラン9の本公演にぎゅっと詰め込んじゃった感じ。久馬さんのブラックテイストは健在で、でも恐いだけじゃなく、どうしようもない悲しみとか、切ない感じもだしてきて、不覚にも泣きそうに。

「仇男」のような、完全ブラックな話もいいけれど、今回の「にどぢ」のようなちょっと救いのある話は、やっぱり安心するな。「にどぢ」の意味は、物語の最後に語られます。決して「2度目のはなぢ」ではありません。

●新しいアドリブ劇
さて、プラン9の公演といえば、アドリブがつきもの。普通は大喜利をやることが多いのですが、今回はなんと、劇中いきなり他の芸人にガチ電話!

登場人物がサギをはたらく場面にあわせて、ロッチの中岡くんに電話して、ひろし(ゴエ)とギブソンがおれおれ詐欺の寸劇を電話口で披露すると、中岡くんはパニック状態に。

中岡くんは、電話の相手がひろし(ゴエ)だとわからず(ひろしも知らせず)ギブソンに凄まれて職業を聞かれると、「ネジを作ってます…(町工場芸人だから?)」と、あくまでしらを切り通そうとする。
「じゃあ最後にお前の好きなネジを言え!」というムチャぶりに
「ボルト…」と答える中岡くん。

その間、客席はなだぎさんの指示で黙って観てるんですが、笑いを堪えるのが大変でしたよ(*´∀`*)

●かっこよくも、おもろいおっさんたち
本公演の前の日は、別のお芝居でイケメンの俳優さんたちの演技を堪能したというのに、この面白いおっさんたちにも、やっぱりときめいてしまった。

「にどぢ」ストーリー的には「銀行ノススメ」が近いかな〜。でもまったくのオリジナル話ですけどね。
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2013.05.22 Wednesday

[舞台] 演劇集団キャラメルボックス 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

演劇集団キャラメルボックスの舞台「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観てきました。
たった2時間という時間だけれど、とても貴重で幸せな、宝物のような時間でした。

原作は、東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。

ある家に泥棒に入った3人組が逃走に失敗し、潜伏場所に選んだのがナミや雑貨店という古い空き家。そこへ身をひそめることになった3人は、空き家のはずの「ナミヤ雑貨店」に、悩み相談の手紙が届けられることに驚きながらも、興味本位で開封した3人は、ナミヤ雑貨店の店主がかつて、悩み相談をおこなっていたことを知り、相談者の悩みに回答を書くことにする、すると不思議な出来事が起こり…。

手紙が時間を超えて、過去と現在の人々を結んでいきます。
役者さん達の演技が配役にすべてぴったりはまっていて、すべてがすばらしかった。原作で描かれた時を超えた人の思いを、キャラメルボックスは見事に「思い」を形にしてみせてくれました。物語の核となる、浪矢雄治老人とある人物との絆と、3人がいた養護施設、そこに関わる人々との絆が、心にすとん、とおさまる感じ。

ひとつひとつのシーンが積み重なって、徐々に涙腺が破壊されていきます。だから、すべてが名シーン。

ああ、観てよかった。こうして、感動できる舞台に出会えるのもまた、「奇蹟」なのかもしれません。

○おまけ
原作では具体的に書かれていませんが、ナミヤ雑貨店があるのは北関東の某県という設定で、舞台オリジナルの登場人物や、原作でも苗字がでてこない人々の苗字がその県の各都市に設定されています。この県の出身者としては、ちょっとうれしい小ネタでした。

ナミヤ雑貨店の奇蹟
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演劇集団キャラメルボックス舞台感想
『TRUTH』2014年版
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2013.04.19 Friday

宮本亜門が描く、新しい古典の世界 [舞台] 耳なし芳一

神奈川芸術劇場で宮本亜門さん演出の舞台「耳なし芳一」を観て来ました。とにかくもう、なにもかもがすばらしかったです。小泉八雲の原作をベースにしながらも、その上に深く、深く、切なくて美しい独自の世界を積み重ねて、まったく新しい古典の世界をみせてもらいました。

まず、最初から驚かされたのは、その舞台装置。四角く切り取られたような小さな空間に、小泉八雲が机に向かって「耳なし芳一」の原稿を書いている。彼が執筆の合間に吸う、タバコの煙、「耳なし芳一」の英文原稿…舞台前に設置されたスクリーンに映し出される映像は幻想的で、観客はそのまま、その不思議な世界に惹きこまれていきます。

やがて物語は芳一の世界へ。赤間の寺で琵琶を弾く盲目の法師・芳一。芳一の奏でる平家物語は素晴らしく、人々の感動を誘うけれど、昼夜を問わず一心に琵琶を奏でる芳一に、住職も、小僧の佐吉も心配し、困惑していた。

実は芳一の琵琶は、過去の因縁から母親の声が耳から離れず、それをかき消すために奏でられていた。ある時、高貴なお方の屋敷に連れて来られ、貴人の前で壇ノ浦の戦いのくだりを奏でると、今まで過去を消すための琵琶が、初めて「己のための琵琶」となった。

その日から夜ごと貴人の屋敷へ琵琶を演奏しにいく芳一を不審に思った佐吉があとをつけると、安徳天皇の墓の前で鬼火を相手に琵琶を奏でる芳一の姿があった。物語が佳境に進むうち、書き手の八雲にも芳一の世界が交錯し、重なっていく。やがて安徳天皇から、八雲自身も闇の世界へ誘いを受けるようになり…。

役者さんたちの演技はもちろん、映像、音響、照明、パペットで表現される耳なし芳一の世界は、まるで絵巻物の世界が現実に飛びたして、命を与えられたような、今までみたことのなかった世界でした。確かに、こんな世界をみせられたら、芳一でなくても帰りたくなくなるでしょうね。

「耳なし芳一」役者さんへの感想→

最初気がつかなかったのですが、主役ふたりの写真に重なるように八雲役の益岡さんの顔が!Σ(´゚д゚`)ちょっとぞっとする感じのポスターになってます。

耳なし芳一ポスター

耳無芳一の話
耳無芳一の話
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(2012-09-13)

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上演中ですのでネタバレは隠しておきます。ここからは原作と異なるストーリーとなります。

2013.04.18 Thursday

[舞台] 劇団たいしゅう小説家 「おれの舞台」

劇団たいしゅう小説家「おれの舞台」を観て来ました。特撮ヒーローを演じてきた役者さんと平成ライダーシリーズをつくりだした脚本家・演出家で贈るドタバタコメディ。

とはいえ私は、弓削智久さんと井上正大くんくらいしか存じ上げなかったのですが、楽しい舞台でした。いやー、笑った笑った∵ゞ(≧ε≦o) 

○あらすじ
とある舞台の稽古場に、ちょっと変わった役者たちがあつめられた。ヤク中、役者を引退したラーメン屋、スカウトされたばかりの素人、女癖の悪い者、その元カノで気位だけは高い女優など、一癖も二癖もある連中ばかり。

舞台俳優として名をはせたものもいるが、どこか挙動が怪しい…。演出家もまた、天才気取りで仕事を干されているし、脚本家にいたっては、ほとんど素人同然。

そんな彼らを集めた理由は、事情により出演者・スタッフが降りてしまった舞台の穴埋め公演。おまけに上演は今夜!果たして彼らは舞台を成功に導けるのか…

2幕目からは劇中劇に入るんですが、案の定というか、セリフは棒読み、雪の山荘の設定なのになぜか衣装はベルサイユ風、おまけに登場人物たちが、好き勝手にストーリーを変え始めるし、痴話喧嘩は始まるしと、舞台はどんどんおかしな方向へ。

セットも急ごしらえなので、なにか起こるとドリフのようにガラガラガッシャーンと崩れてしまいます(*´∀`*)

物語の展開は、ある程度予想がついてしまう部分もあったんですが(エイリアンは予想外だけど)、ドタバタした笑いの感じは好きでした。井上くんは物語が進むうちにどんどん輝いていく感じだし、弓削さんはさすがの存在感で物語を引っ張っていってました。他の役者さんたちもみんな面白かったな〜(*´∀`*)

劇団たいしゅう小説家 「おれの舞台」

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2013.04.08 Monday

[舞台] 演劇集団キャラメルボックス 多田直人案「ごー+」

演劇集団キャラメルボックスの多田直人さんが主催する、第2回発表会『ごー+(ぷらす)』
キャラメルボックスの役者さんたちが1本ずつ脚本・演出を担当し、計7本の短いお芝居をみせる構成になっています。舞台もいつもの大きい会場ではなく、キャラメルボックスの稽古場を利用した会場なので、普段のお芝居よりも、役者さんの表情や演技が間近でみえ、普段と違った魅力にあふれた企画舞台でした。(*´∀`*)

私がみたのは「ルートB」の構成で4本のお芝居が上演されました。役者さんの作品ごとにそれぞれ持ち味や個性があって、まったく違う雰囲気でした。

・判決(筒井俊作)


あの世の裁判所。そこは生前の行状を審査し、天国か地獄行きかを判決する場所ですが、人手不足のため、あの世にいる人間たちが天使の仕事を手伝っている。ところが新たな死者・神保和彦の生前情報を紛失してしまい、現世からひとり、生前の和彦をよく知る人物に承認として招くことになるのだが…。

小多田さんは「隠し剣鬼の爪」でも思ったのですが、老け役が非常に似合う!若くしておっさん役が似合うのは笠智衆以来じゃないかしら…って褒めすぎ?最初はコメディだったのが、話が進むうちにホロリとされられる、いいお話でした。

・たいみんぐ(原田樹里)


家庭に問題をかかえる、ふたばの心の支えはあおいの奏でるギターと歌。ようやくあおいのメジャーデビューが決まった矢先、あおいが事故で大事な右手を切断。献身的にあおいを支えるふたばだったが、彼女の言葉はなかなかあおいには届かなくて…

樹里ちゃんの作品は痛くって切ない。登場人物がみんな、大切に思う人にうまく伝わらない感じが切なかったなあ。

・綿菓子(西川浩幸)


クールなモテ男の直人と熱血漢で友情に篤いしゅんは、性格も容姿も正反対だけど仲の良い幼なじみ。ある日クラスのバス旅行先でしゅんは崖からおちそうになった女の子・涼恵を助けて一目惚れ。ところが涼恵は直人に気があるようで…。

西川さんの描く青春群像、すてきでした。特に筒井さんの「しゅん」がもうステキで!熱血漢で「うおおおお!」って感じがぴったりで。しゅんとすーさんとの恋の話は、観ているこっちも「がんばれ!(>ω<、)」と、しゅんを応援しながら観てました。その他、なおとときりの恋なんだか友情なんだか、微妙な感じもすきです。

・昆布の人たち(多田直人)


多田直人の元に故郷の姉から電話がくる。ドラクエの話の合間に上の姉がうつ病にかかっていると聞き、ふるさと釧路へ帰郷する。実家では母・父といつもどおりに話をしたり、姉の変化にとまどいつつも、それを受け入れながら多田はまた東京へ戻っていく…。

いや、この話大好きですわ。どこまでがリアルで、どこまでがフィクションかわからないところや、登場人物たちの話し言葉がリアルで、コメディタッチではあるけれど、どこかシュールで。家族というものを俯瞰してとらえつつも、切なくもあり、ほっこりした感じもあり。


・初日乾杯風アフタートーク


上演後は乾杯風アフタートークが開催され、役者さんが自らお酒やジュースをついで回ってくれました。考えてみたらすごいサービスだ…。

・小多田さんは後ろの席の注文取る様子が、居酒屋店員のようにソツのない動きだった
・鍛冶本さんは、なんだかんだでけっこうビールを空けていた。
・西川さんは、ジュースに緑茶を割ったオリジナルドリンクを創りだして飲んでいた(美味しかったらしい)
・樹里ちゃんは勢い余って飲み物をちょっとこぼしてしまい、筒井さんに突っ込まれていた
・筒井さんの腰の低さと気配り力に惚れた。物欲しそうな顔してたら、ビールをついでいただきました

質問コーナーでの回答
・「昆布の人たち」で使用されたガンプラは多田さんの私物。乱暴に扱うため、心が痛かったそうな。
(でも面白ければやっちゃうらしい)
・「綿菓子」で西川さんが樹里ちゃんの衣装にカチューシャを指定したら、スタッフから「今時こんな女子はいません」ととつっこまれたとか
・「判決」で小多田さんと鍛冶本さんの良いシーンの後ろで、多田さんが派手にエグエグ泣いていて、客がみんな多田さんが気になってしまい、やりづらかったらしい


多田直人案 第2回発表会『ごー+(ぷらす)』|キャラメルボックス稽古場企画公演|キャラメルボックス稽古場企画




今回は時間がなくて、ルートAのお芝居がみられなかったので、脚本集を購入。上演前の前説で流していた各メンバーのインタビュー映像つき。これで1,000円は安い!

多田直人案「ごー+」脚本集

演劇集団キャラメルボックス舞台感想
『TRUTH』2014年版
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2013.03.07 Thursday

[舞台]キャラメルボックス ハーフタイムシアター 『隠し剣鬼ノ爪』、『盲目剣谺(こだま)返し』感想

キャラメルボックス ハーフタイムシアター『隠し剣鬼ノ爪』、『盲目剣谺(こだま)返し』を観てきました〜。いやー、すごかった!殺陣のアクションがかっこよくてね、人間模様の描写が深くってね、役者さんの着物の所作が美しくって(*´∀`*) 本格的、本当に本格的な時代劇なのですよ。(だってダンスもなかったし)

ハーフタイムシアターは、お客さんにより身近に演劇を楽しんでもらうため、1時間のお芝居2本立ての上演システム。値段も通常の半額。2本のお芝居は世界観は同じだけれども、異なる設定のため、1本だけ観ても面白いし、両方見れば、よりたのしめるつくりになっています。


『隠し剣鬼ノ爪』


片桐宗蔵はかつて道場で同門だった狭間が、罪を犯して捉えられた牢から逃げだしたと聞かされる。片桐との果し合いを望んでおり、上役からは果たし合いで狭間を撃つようにと命じられる。狭間の狂気の原因は、宗蔵がかつて師匠・小野治兵衛から伝授された「鬼の爪」と呼ばれる秘剣が原因らしい。果し合いに向かう宗蔵の前に、狭間の妻女・結女があらわれ、狭間を逃がすようにと懇願される…。

『盲目剣谺(こだま)返し』


藩主の毒見役・三村新之丞は、貝の毒にあたり、一命はとりとめたものの、目の光を失うこととなった。妻の加世は献身的につかえ、病平癒の寺参りも欠かさない。しかし、失明してから勘のするどくなった新之丞は妻が嘘をついていることに気づく。また親戚筋からも良からぬ噂を耳にした新之丞は、下男の徳平に後をつけさせるのだった。


私は、キャラメルボックスの演出の方が原作よりも好きです。なぜなら、私が読んだ藤沢周平作品の印象は、女性の描き方に容赦がないっていうか、どこか突き放した感じがするんです。

今回の『隠し剣鬼ノ爪』、『盲目剣谺(こだま)返し』でも、夫を助けようとして、必死になりすぎて、結局は自分の犠牲にしてしまう、しかもその「犠牲」は実際には役に立たなかったという、愚かで悲しい運命の女性たちが出てきます。

藤沢作品では突き放された女性たちを、キャラメルボックスの舞台では、愚かさと凛とした強さをもつ存在として描き、また男たちは、そんな女の悲しみを断ち切るために剣を振るうのです。

また完全な悪役がいないといわれるキャラメルボックスの舞台ですが、今回は原作がありますので、原作に登場する悪役、敵役、黒幕を「ええ!あの役者さんが?Σ(´゚д゚`)」という意外なキャスティングで演じていました。でもそれがぴったりハマっていて、今までの役の印象をいい意味で覆されます。
特に菅野さんの老け役がもうぴったりで!このまま鬼平犯科帳ドラマからオファーきても驚かないレベル。(相模の彦十やってほしい…)

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2013.01.30 Wednesday

[舞台]解決!!スパイマン スパイが白衣に着替えたら

2013.1.25(金)に、新宿シアターモリエールで上演された「解決!!スパイマン スパイが白衣に着替えたら」を観てきました。同時期に観た「飛龍伝」とは対照的なミステリタッチのコメディ。劇団アボガドカフェという若きイケメン俳優さんたちの期間限定の劇団のお芝居なのだそうで。

もともと聞いていたあらすじは、「スパイが医師のシンポジウムに潜入」ってだけだったのですが、その医師というのがなんと、ヒーロー専門医!それぞれの専門知識でヒーローの負傷をたちどころに直してしまうというぶっ飛んだ設定( ̄ー ̄)。実はヒーロードクターの活躍により、怪人が激減したため、ヒーロードクターの仕事は閑古鳥状態。そんな中、ヒーロードクターが襲撃されるという事件が発生し、シンポジウム参加のドクターの中に、ヒーロードクターを襲う犯人がいるらしい。

神野博士、レッド、ブルー、ストライプ、グリーン、ブラック、ピンク、博士が作った救助ロボのブルドッカー。そこへ探偵のゴルゴンとペペロンが研修医として潜入。

果たして一癖も二癖もあるドクターたちの中から、2人は犯人をみつけられるのか…。

いや〜面白かったです。コメディではあるのですが、ミステリのプロットもきちんとしていて、ちょっと泣かせるところもあり、謎解きもあり、意外なオチありと、楽しませてもらいました。2日目だったので、少し間が詰まっていない感もあったのですが、その後はどんどん面白くなっていったらしい。
最終日はガチアドリブがいろいろあってカオスだったとか。舞台って1回として同じものがないのだな…。

ヒーロードクターの中に実は怪人が紛れていたり、実は意外な人物が犯人だったりと、展開もあきさせませんでした。それにしても譲さんの演じたピンク、すごかったわあ。流し目がセクシーなおねえキャラ。セクシーすぎてまともに見れなかったよ…。キャラ的にはタイバニのファイヤーエンブレムを上品にした感じかな。手の動きが

イケメンだらけ。でもこのイケメンさんたち、かなり振りきれたキャラ作りしてます。さすが。
スパイマン・ポスター


シアターモリエールにはモリエール像。
シアターモリエール モリエール像

さて、余談ですがこのお芝居は観客席におりて観客と役者さんがからむというサービス(?)な展開がありまして、私、一番端っこだったので、内田讓さんが来ないかなあと、期待していたのですが、まあ、そんなに上手くはいきません。しかし、しかし!その後私の前にはかっちこと井深克彦さんが!Σ(´゚д゚`) アドリブで「どこか悪いところはありませんか?」と。

ううわ〜〜!((((;゜Д゜)))戦国鍋ライブでは9000人を熱狂させたあの井深くんが、今、私の目の前に!とりあえず「戦国鍋TV観てました!」とお伝えしましたが、役を演じつつ、真摯にこちらの話を聞いてくれる井深くん、なんかまわりにキラキラしたものがみえましたよ…。

そして、さらにうれしいことに、終演後のチェキのツーショットサービス、日替わり俳優が内田譲さんでした!
いやー、心臓バクバク!((((;゜Д゜)))もっと気の利いたことをしゃべりたかったけれど、なかなか本人前にして喋れませんよ…。でもお礼を言ったら逆に「いつも応援ありがとうございます。」と。

ああもう、この気配り力ですよ。演技だけでもすてきなのに、ファンを思いやってくださる。
こういうところにまた、ファンとしては惚れなおしちゃんだよねえ。

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