2009.05.27 Wednesday

僕僕先生シリーズ「胡蝶の失くし物」 仁木 英之

僕僕先生シリーズも第3段。
胡蝶の失くし物」というかわいいタイトルですが、実は胡蝶とは宮廷の暗殺集団のことで、その胡蝶の暗殺者から僕僕先生が命を狙われることに…!!

とはいっても、僕僕先生のこと、暗殺者にねらわれようが
元ニート青年の弟子・王弁、旅の道づれとなった皮一枚の妖異・薄妃とともにのんびりと南を旅しています。

前回旅の仲間に加わった薄妃は、僕僕先生のおかげで
恋人の元に戻れることになったけれど、その時彼はもう花嫁を迎えていました。・゚・(*ノД‘*)・゚・。
白蛇伝に代表されるように、人間と怪異との恋は障害がつきものなのですが、それにしても相手の男もちょっと情がないというか…、そんなわけでまた旅の仲間にもどった薄妃さん。
幸せになってほしいなあ。

今回もまた新たなキャラクターが旅の仲間に加わりました。
僕僕先生の命を狙う暗殺者・劉欣も、彼の母を僕僕先生が助けた因縁からなぜか一緒に旅することに。
それと、ことあるごとに僕僕一行にちょっかいをかけてくる
覆面の道士も胡蝶をあやつったり、王弁を罠にかけたりと
相変わらず暗躍しています。
続きが楽しみ。(^^)

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2009.02.03 Tuesday

精霊の守り人シリーズ外伝 『流れ行く者』 上橋 菜穂子

精霊の守り人」シリーズの外伝「流れ行く者」。守り人シリーズの主人公・バルサがまだ養父ジグロと一緒にいたころのお話です。

生きているジグロに会えた


この外伝で特にうれしかったのが生きているジグロに会えたことでした。「精霊の守り人」ではすでに彼は亡くなっており、バルサの思い出の中にいたジグロが、実際に生きて旅をしたり、戦っている姿が見れるなんて!

ジグロはカンバル王の陰謀に巻き込まれた親友にたのまれ、彼の娘のバルサと追ってから逃げる生活を送っているのですが、刺客となった友人たちに追われる生活は時にバルサに対して憎悪もあったはずなのに、この物語ではぶっきらぼうだけども強く、やさしい父親でした。

初めて人を切った感触と衝撃に悲鳴をあげるバルサを、ジグロが大きく包み込む場面は切なくてやさしかった。

ジグロが言った「命を刃に乗せる」という表現は、アニメでもバルサがチャグムに言っていたセリフです。上橋先生が考えたのか、それともアニメ側が作ったのかは知りませんが、ちょっとリンクしているんですね。

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少女時代のバルサ


「精霊の守り人」の老練な女戦士の姿ではなく、しっかりはしているものの、まだ幼さの残るバルサがかわいらしく、また過酷な運命に負けないよう、一生懸命足を踏ん張っている姿がいじらしい。

まだ自分の衝動を抑えることができず暴走してしまったり、タンダに対してはお姉さんぶったり、タンダの母親のやさしさに泣きそうになったり、まだジグロの庇護のもとにいた時はそれでも子供らしい感情を出すことができていいたんだなぁ。

映像化された大河ファンタジー『精霊の守り人』ではバルサの少女時代を清原果耶さんが演じています。

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「守り人」の世界


「流れ行く者」が出たおかげで、またこの世界に戻ってくることができました。タンダの住んでいる村の生活と風習、お祭り、ススットと呼ばれる賭博と、賭博師、酒場の喧噪、隊商の匂い…。

上橋作品の魅力は、世界観だけでなく、その世界に生きている人の世界が鮮やかに詳細に描かれているところなんです。どこか懐かしいような、それでいて全く違う異国のような、そんな近くて遠い守り人の世界。読んでいる間は読者がその世界の住人になれる。そんな世界がこの本の中にあります。


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上橋菜穂子作品感想


「物語ること、生きること」→
「精霊の守り人」→
「闇の守り人」→
「夢の守り人」→
「天と地の守り人」→
精霊の守り人シリーズ外伝「炎路の旅人」→
精霊の守り人レシピ集「バルサの食卓」→
「獣の奏者 闘蛇編・王獣編」→
「獣の奏者掘|亀翳圈廣
「獣の奏者検ヾ扱詈圈廣
「獣の奏者 外伝 刹那」→
「<守り人>のすべて 守り人シリーズ完全ガイド」→
守り人レシピ「バルサの食卓」→

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レビューポータル「MONO-PORTAL」

2008.11.16 Sunday

しゃばけシリーズ「ぬしさまへ」 畠中 恵

しゃばけシリーズ第二弾「ぬしさまへ
今回から短編です。

●ぬしさまへ
●栄吉の菓子
●空のビードロ
●四布の布団
●仁吉の思い人
●虹を見し事

私が気になったのはこの2編。

●空のビードロ


若だんなの義理の兄・松之助にいさんのお話です。
奉公先ではつらい境遇の松之助だが、心根はたいそうやさしくて、つらいことがあっても、いつか心が浮き立つことにであえると信じている。あるとき奉公先の猫が殺される事件がおこり、猫殺しの汚名を着せられそうになるのだが、奉公先の娘・おりんが助け舟を出してくれた。

おりんのことを特別に思い始めた矢先、おりんの本当の目的を知り、愕然とする。また、猫殺しの意外な犯人も判明するが、人の汚さ・醜さを見せつけられた松之助は絶望してある行動を起こそうとするが、それを止めたのは拾った空色のビードロだった…

辛い境遇で追い詰められても、自分を失わなかった松之助さんがいじらしくていじらしくて。・゚・(*ノД‘*)・゚・。
若だんなも探していた兄さんにようやく会うことができました。
よかったよかった。

●四布の布団


妖怪がらみかとおもいきや、一番怖いのは人間という。。
若だんなの布団から夜ごとすすり泣きが聞こえる。若だんなは気にするなといったものの、怒った佐助と仁吉は旦那様をたきつけて布団のを注文した田原屋へ文句を言いにいくことに。

ところが田原屋の主人は偉い癇癪持ちで、その怒号を聞いた若だんなは気を失ってしまう…

私も実際、田原屋の旦那のような人にどなり散らす人を知っていますが、人のどなり声は本人が思っている以上に他人を不快にさせます。田原屋の旦那も若だんなに諭されたように、もう少し皆の気持ちになって考えてくれるといいのですが…


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2008.10.19 Sunday

僕僕先生シリーズ「薄妃の恋」 仁木 英之

前作より、確実に面白くなっています。「薄妃の恋―僕僕先生
齢(よわい)数千年の美少女仙人・僕僕と、
たよりないニート青年だった王弁との旅物語。
僕僕先生を待っている間の王弁は、帝から道士として認められ少しは一人前になったかに見えましたが、再び僕僕先生が戻ってくるとおもいっきり半人前扱いです(^^;)

今回は僕僕先生と王弁が旅でのエピソードを短編にまとめてあります。短編になったことで、前回よりも起承転結がはっきりしていて面白かった。
基本的には一話完結のエピソードなのですが、複数の話に出てくる人物もいて、話もちょっとずつリンクしています。

●新しいキャラクターたち
・薄妃
彼女は皮膚一枚しかない形状で、ある理由から僕僕一行と一緒に旅をすることに。もともと皮だけなので普段は僕僕先生に「気」を吹き込んで人の形に膨らませてもらっています。
登場した時は怖かったのに僕僕先生たちと旅を続けていると、どんどん天然っぽいキャラになってきました。(薄妃の恋)

・魏夫人
南嶽の主神でとても美しく、えらい神様らしいのですが、ものすごく荒れています(^^;)お酒をのんでは僕僕先生や司馬承禎にからんでくだをまいています。

・謎の道士
顔を隠した謎の道士。その実力は僕僕先生にすら気づかせない結界が張れるほど。陽の気をもつ子供を生贄にしようとしたり(陽児雷児)、魏夫人のところからいい声のする杜鵑を盗み出したり(奪心之歌)と、なにやら怪しげな行動をおこして僕僕一行とかかわってきます。彼の正体と目的がこれからの僕僕一行に波乱の種を落としそうな気がします。
続編が楽しみな展開になってきました。

僕僕先生シリーズ
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薄妃の恋―僕僕先生
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2008.10.18 Saturday

『鹿男あをによし』 万城目 学

奈良を舞台にした歴史ファンタジー(だと思う)「鹿男あをによし
私はドラマ版を見てから万城目さんの原作を読んだのですが、以外にもドラマが原作にほぼ忠実につくられていたのに驚きました。キャスティングもほぼ原作のイメージ通りだったし。
これは、「鹿男あをによし」が読んでいて映像が浮かんでくるような物語だからかもしれません。

『鹿男あをによし』 あらすじ


赴任先の奈良で鹿に話しかけられるという不思議な体験をする主人公。鹿によると、「サンカク」と呼ばれる”目”を狐の使い番から受け取れというものだった。

”目”には地震を抑える力があり、鹿、狐、鼠がそれぞれ60年ごとに”目”使って儀式を行い、地震をおさえてきたのだが、鼠のいたずらにより「サンカク」の捜索が意外な方向にいってしまう。
鹿によって運び番の印をつけられ、鹿の姿にされてしまった主人公(他人からは人間に見えるが)は無事「サンカク」を取り戻し、人の姿に戻ることができるのか?

歴史を交えた天界にわくわく


春日大社や鹿島神宮、卑弥呼の故事をベースに、つぎつぎと謎がとかれていく様子は、自分がなにか発見をしたみたいにわくわくして読んでいました。(^^)

それと、印象的だったのが物語の重要な要素である「剣道」。主人公とからむマドンナや堀田イトちゃんなど、剣道をやっている女性の凛とした美しさも印象的だったし、大和杯での試合の息詰まる模様など、剣道というスポーツがいかに魅力的かが伝わってくる。

スポーツをきちんと表現できる文章の力を持つ作家さんてすごい。
当事者しかわからないような感覚を客観的、感動的に伝えられるって観察力と表現力がないとできないことだと思うので。

そして鹿。神様の眷属であるのに、ポッキーが好きだったり、鼠を毛嫌いしていたり(鼠はまんざらでもないらしいが)、人間への愚痴を主人公にこぼしたりと、神の使いらしからぬ俗っぽさ(^^)。
ま、でもこんな神様もいるらしいので、俗っぽい鹿もかわいらしくていいのではないかとおもいます。

鹿男あをによし
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「偉大なる、しゅららぼん」→
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」→
鴨川ホルモー→
ホルモー六景→
プリンセス・トヨトミ→
ザ・万歩計→
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」→
ザ・万遊記→

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2008.08.03 Sunday

しゃばけシリーズ  「いっちばん」 畠中 恵

前回「ちんぷんかん」では親友栄吉が修行、兄の松之助が独立と長崎屋の近くから離れてしまい、若だんなの周りは少し寂しくなりました。
とはいえ、妖たちは相変わらずかしましいのですが。

・いっちばん


栄吉と兄の松之助の不在でさびしくなった若だんなをなぐさめるため、鳴家はお菓子、屏風のぞきは春画(^^;)、鈴彦姫たちは根付を贈ろうと計画します。
お菓子、春画、根付、スリ捜査、4つのドタバタがいつの間にかひとつにまとまって大団円。
犬や犯人達を追っての追跡劇はドタバタコメディーのようでした。


・いっぷく


近頃、鳴家のことを探し回っている輩がいると聞き、心配して超がつくほど過保護になる兄やたち。
一方、長崎屋は、近江からきた唐物屋の小乃屋と西岡屋に
「品くらべ」の勝負を挑まれることになり…
「いっぷく」では若だんなの元になつかしい顔なじみと再会します。その人の正体は最後の方までわからなかったのですが、最後の謎解きで「ああっ!」と思うような人物でした。
久々に新しい友だちができて喜ぶ若だんな。よかったねぇ。・゚・(*ノД`*)・゚・。

・天狗の使い魔


いきなり若だんな空を飛んでいるという驚きのシーンからはじまる「天狗の使い魔」。w(゚ロ゚)
若だんなは信濃山六鬼坊と名乗る天狗に拉致されてしまったでした。六鬼坊は、昔なじみの管狐を自分のもとへおきたいと狐たちに頼んだものの断られてしまい、狐の大妖・皮衣を祖母に持つ若だんなを誘拐して、自分の望みをかなえてもらおうと若だんなを誘拐したのだという。

しゃばけ」でも己の出生のせいで起こった事件のため、人の世にいられなくなりそうになった若だんなは、自分のせいで事件がひろがるのを食い止めるため、天狗に知恵の勝負を挑みます。
するとそこへ、狐に恨みをもつ狛犬があらわれて事態は若だんなの願いとはうらはらに、どんどん大きくなってしまいます…

しかし、仮にも神仏につかえる天狗や狛犬が、自分の欲をむき出しにするのはいかがなものかなぁ(^^;)。

・餡子は甘いか


個人的にはこの話が一番好きです。
修行先で苦労する栄吉。後から来た要領のいい後輩・八助に追い抜かれてしまい、つらい思いをします。もう菓子づくりを辞めてしまおうか…そんな思いにかられる栄吉。

わたしも不器用で八助みたいな要領のいい人間にいやな思いをしたことがあるので、栄吉の気持ちわかります
栄吉の泣きながらの告白に、何もいわずに聞いている若だんな。若だんなもつらいでしょうが、あえて何も言わないんですね。そこが2人の絆をあらわしている気がします。

・ひなのちよがみ


塗りかべの親戚」とまで言われた白塗り化粧のお雛ちゃんが、とうとう白塗り化粧をやめました\(^o^)/。火事で再建した店を立て直すため、自ら長崎屋に営業プランを持ち込みます。
そのアイデアはきれいな千代紙に店の商品の白粉をいれるというもので、若だんなから千代紙を扱う店を紹介してもらうのですが…

働く女の子ががんばる姿はいいですね。
それに引き換え男性陣は前半だらしがないなあ。(´Д`)=3

いっちばん
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2008.07.28 Monday

しゃばけシリーズ「うそうそ」 畠中 恵

しゃばけシリーズ「うそうそ」がドラマ第2弾として放映決定だそうですね。「しゃばけ」と同じく長編なのでドラマ化しやすいのでしょう。それにしゃばけシリーズには珍しく旅のお話ですし、前作とは一味ちがった感じになるかもしれません。またドラマのしゃばけファミリーに会えるのが楽しみです。

さて、「うそうそ」のお話。
このところ江戸では地震が続いている。若だんなもなんだか妙な夢を見るようになり落ち着かない。若だんなの身を心配した両親は思い切って若だんなを箱根に湯治にやることにする。
長崎屋は廻船問屋ですので自前の船があるので、若だんなを運ぶくらいはわけないんですね。さすがセレブ。

お供として仁吉と佐助、義理の兄松之助、それと妖では鳴家が3匹、若だんなの袖に入って一緒に旅をすることに。
屏風が本体の妖、屏風のぞきや鈴彦姫はお留守番。
ドラマ版の鈴彦姫(早乙女太一)は積極的なのでついてきそうですけどね。(^^;)

船で小田原に向かう途中、仁吉と佐助の姿が見えなくなってしまった。いままでひと時も若だんなの元を離れたことがない二人が。
二人の身を案じながらも若だんなと松之助は湯治場へ向かう。
なんとか宿にたどり着いたものの、その日の夜にひとさらいにあってしまう。

誘拐したのはさる藩の武士たち。一太郎の父が育てている朝顔のタネ欲しさに一太郎をさらった。当時珍しい形の朝顔は高額で取引され、武士たちは幕府の役人への賄賂に朝顔を送るのだという。
誘拐犯だけでなく、なぜか箱根の烏天狗にも襲われてしまう若だんな。のんびりと湯治に来たというのに、若だんなは物語の最後までゆっくりとお湯につかることもできません。(^^;)

松之助兄さんが若だんなを守る姿がけなげです。
世の中でたったひとり、自分を気にかけてくれた弟、若だんなは松之助兄さんにとっての大切なよるべなのかもしれません。

今回、若だんなの印籠についていたお獅子が新たにつくもがみとして動きだしました。鳴家のよい遊び相手ができました。( ̄▽ ̄) 鳴家がお獅子にまたがったすがたが可愛らしいです。

うそうそ
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文庫版のイラストもかわいい。
うそうそ (新潮文庫 は 37-5) (新潮文庫 は 37-5)
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2008.07.27 Sunday

「ハリーポッターと死の秘宝」(ネタバレあり)

ようやっと魔法の世界から帰ってきました…
ついに終わってしまいましたね。さみしい反面、もうハリーがつらい思いをしなくてすむのならばそれでもいいのかな、とも思います。
ハリー、ほんとうにおつかれさまでした。

魔法省が死喰い人に制圧され、マグル生まれの魔法使いが虐待される中、ハリー、ロン、ハーマイオニーは死喰い人から逃れながら分霊箱を捜す旅にでます。
ようやくロケットを見つけ出すものの、
分霊箱は「指輪物語」の指輪のように、持っている人間をいやな気分にさせるもののようで、ロケットを身につけたロンとハリーはいさかいを起こしてロンは2人の元から去ってしまいます。


・アンブリッジ!
相変わらずきたねぇなこの人(´Д`)=3
自分が権力を振るえればヴォルデモートだろうとなんだろうと
関係ないんですね。マグル生まれの魔法使いを弾圧している様子は、ナチスドイツのユダヤ人迫害を思い起こさせます。
物語のその後は逮捕されるらしいのでいい気味です。

・ハリー・ポッター7前夜祭の的中率
驚くべきことみんな集まれ!ハリー・ポッター7前夜祭に書かれていた予想がほとんど当たっています(((; ゚д゚)))



みんな集まれ!ハリー・ポッター7前夜祭
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○その他のハリポタ記事
ハリー・ポッター前夜祭
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターとあしながおじさんの共通点→
ハリーポッター裏話→
ネタバレ内容は以下から

2008.03.30 Sunday

「僕僕先生」 仁木 英之

日本ファンタジーノベル大賞、大賞受賞作。
…と、いうことはつゆ知らず、可愛い表紙絵に魅かれて
読んでみたら大当たりグッド
挿絵は畠中恵さんの「つくもがみ貸します」も担当された三木健次さん。
貧相な馬を引く青年と、かわいらしい少女が綺麗な色の雲に乗っている絵が描かれています。

僕僕先生
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物語は唐の時代。都から遠く離れた光州に、王弁という若者がおりました。裕福な父親のおかげで働く事もせず、ただのんびりと日々を送っている。

ま、いまでいうニート青年です。

彼の父親は元県令で、引退した今では不老長寿に憧れ、近隣の黄土山に住み着いた仙人と縁を結ぶため
王弁に供物を届けさせます。

黄土山にたどり着いた王弁を待っていたのは、仙人のイメージとはかけ離れた美少女。
彼女は「僕僕」と名乗り、自分が黄土山に住まう仙人だといいます。

やがて王弁は少女仙人・僕僕に従い、あこがれていた旅に出ることになるのですが、それが僕僕先生のやること、皇帝の宮殿やら、伝説の神・帝江のいる世界やら、いろいろなところへ連れて行かれてしまいます( ̄▽ ̄)

僕僕先生、仙人なのに温泉ではしゃいだり、王弁をからかったりするおちゃめな部分と、困っている人を助けたいという使命感をあわせもつ、とても人間的な仙人です。
そんなかわいい僕僕先生に、当然王弁はメロメロ。

彼女と少しでも彼女と一緒にいたいと思うのですが、生来の怠け者精神がなかなか抜けず、ただ僕僕先生に
ついて旅を続けてゆきます。


この物語は怠け者青年の成長物語と同時に、神や仙人に頼らず、人間が自ら問題に対処しようとする時代の
過渡期を描いています。そのため、仙人たちは人間との距離をとろうとし、人間(官僚)は、人心を惑わす仙人たちを排除しようとします。

そんな中、僕僕先生と王弁は波に流されるでもなく、逆らうわけでもなく、彼ら自身で進むべき道を決めてゆきます。これからのふたりにはどんな冒険が待っているのでしょう。

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2008.02.13 Wednesday

とりあえず西に向かって伏礼。十二国記番外編発売。

十二国記外伝発表

本日、何気なく本屋の前を通り過ぎようとしたら、ある言葉が目に入った。

「十二国記」
「番外編」
「掲載」
「2月27日」

ということは、2月27日に十二国記の新しい話が出るってこと?

十二国記が新しい話が出るってことだよねぇぇぇw( ̄Д ̄;)

まさか、こんな急に!
それも1年後とかじゃなく今月!

どうしよう、突然なんで心の準備ができてないよ(((; ゚д゚)))ブルブル

と、とりあえず掲載雑誌の予約と、前々から自分に課していた*公約通り、小野主上の住む西に向かって伏礼だ。○| ̄|_

*十二国記の新しい話がでたら、うちからは西に位置する小野先生のお住いの方向へ向かって伏礼するという誓いを勝手に立てていた。


小野不由美先生、本当に本当にありがとうございます。
1文字ずつ、味わって読みたいと思います。


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